EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

ザ・ナイス カントリー・パイ シングル国内盤

2012-11-26 18:15:56 | Keith Emerson THE NICE関連
ザ・ナイス カントリー・パイ 
シングル国内盤



画像① ペラ紙ジャケット表側
似顔絵 
似ているがキースのカッコ良さの片鱗は見えない



画像② ペラ紙ジャケット裏側

私はネットをやるようになるまで、ザ・ナイスの国内シングル盤が存在する事すら知りませんでした。

そのため、ザ・ナイスの国内シングル盤が何種類リリースされていたかどうかを、
はっきりとは把握していないのです。

それでも、あちこち検索するうちに、
少なくとも、2枚は存在するという事だけは解って来ました。

そのうちの1枚がこの「カントリー・パイ」なわけです。

このカントリー・パイはジャケットのペラ紙の説明によると、
ザ・ナイスのラストシングルという表記が為されていますね。

ザ・ナイスとキース・エマーソンが、
エマーソン、レイク&パーマー結成以前に、どのような受け止め方をされていたのかという事にはとても興味があります。

エマーソン、レイク&パーマーが著名になってからのザ・ナイスの説明は、
時には本領発揮前のキース・エマーソンが所属していたバンドのような扱い方をされている場合もありますので、
その時代に書かれたものを読まないと、活動当時のザ・ナイスの概観に近づく事はできないと考えます。

このジャケット裏の説明は、日本でザ・ナイスがどの程度売れていたかは別として、
その評価の一端をかいまみる事ができますね。
「ナイスの音楽は、クラシックとかジャズ、ロックといったあらゆる音楽のジャンルを超越してサムスイング・エルスを感じさせてくれます。」裏の説明より。

確かにこの説明に基づいて考えると、キースが以前、
ストレンジデイズのインタビューで答えていた、
「EL&Pはザ・ナイスの発展型」というような意見は、100%間違った答えではないといえますね。

もちろん、グレッグやカールはそんな事は思っていないと思いますが、
キースのチャレンジはザ・ナイスから始まっていた事は確かですよね。

以上。

本ブログは、エマーソン、レイク&パーマーに関連した品物を題材に、
長年のファンである筆者が、個人的な思い出、感想、気ままな意見と共に綴っております。
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2012年11月26日 yaplog!

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