EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

BMGの新リリースに関して

2017-06-13 08:57:27 | Emerson,Lake&Palmer関連
BMGの新リリースに関して

先週、PledgeMusicにおいて、3タイトルのテストプレスの在庫が掃けないまま、
終了した話を少ししましたが、
こちらの邪推に反して、
BMGの「ブラック・ムーン」と「イン・ザ・ホット・シート」
のリイシューCDとアナログ盤の発売が決定したようです。

先般、触れましたように、
邦題「作品第二番」の2CDに「ワークス・ライヴ」が収録されたので、
それに伴って、
「ELP・イン・コンサート(ワークス・ライヴ)」のアナログ盤のリイシューは、
製作されないみたいですね。

「ラヴ・ビーチ」のCDは、1枚組のリリースでしたので、
「ブラック・ムーン」と「イン・ザ・ホット・シート」も、
1枚組にして簡素に済ませるのではないかと思われましたが、
「ブラック・ムーン」も「イン・ザ・ホット・シート」も、
2CDで予約受付をしています。

解りやすいところでは、
「ブラック・ムーン」のDISC2の内容は、
「ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール」
になったという事ですね。

「イン・ザ・ホット・シート」のDISC2に収録する内容は、
実際に聴いてみないとハッキリしませんが、
97年と98年のライヴ音源との事。

収録曲順を見てみると、
「ゼン・アンド・ナウ」のDISC1の後半収録曲である3曲のうち2曲が、
「イン・ザ・ホット・シート」のDISC1の後半に収録され
「ゼン・アンド・ナウ」のDISC1の最後の曲を、
「イン・ザ・ホット・シート」のDISC2の冒頭に収録し、
「ゼン・アンド・ナウ」のDISC2の全収録曲をその後に収録するようです。

とても解りやすい仕事と言えますが、
特に真新しさはありません。
それでも、曲順を組み替えて収録したりするような、
無駄な取組をしていないだけマシですね。

「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤ですが、
幾度と無く触れているように、
おそらく、初アナログ盤のリリースという事になると思います。

内容はともかくとして、味わい深いジャケットデザインなので、
CDに見られるオリジナルのデザインをクッキリと再現できれば、
良いですね。

ダブルジャケットにはしないと思いますが、
そうなった場合は機関車の図面が内ジャケットに反映されそうです。

「イン・ザ・ホット・シート」のアナログ盤には、
「展覧会の絵」のスタジオヴァージョンは、
時間的に収録できないようですね。

最初のCDのリリース時にも、
「展覧会の絵」は、ボーナストラック扱いだったかも知れませんが、
「リターン・オブ・ザ・マンティコア 4CD BOX」を所持していない人達には、
新しい音源だったわけです。

そのため、ボーナストラック扱いとは言え、
アルバム「イン・ザ・ホット・シート」を構成している楽曲として受けとめられています。
グレッグもリリース当時のインタビューで、
プログレっぽくないアルバムである事を指摘されて、
「展覧会の絵が入っているじゃないか!」との受け答えをしていたわけです。

結果として、アナログ盤には、「展覧会の絵スタジオヴァージョン」は、
入らないので、あくまでも、ボーナストラックであったという扱いになるのでしょう。

ここまで書いて、amassを見てみたら、
今日の2時59分に新情報としてアップ済みのようでした。

以上。

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