EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

Live In Tokyo 1972

2019-09-09 11:56:18 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
Live In Tokyo 1972

久々にエマーソン、レイク&パーマーの帯付きの新品を発売時に購入しました。


画像 帯 反射したな

ジャケットには「Live In Tokyo 1972」とあるのですが、
帯には「ライヴ・イン・ジャパン1972」とあります。

これが「邦題」という事ですね。

予約時の告知欄には、
「輸入盤国内仕様」(帯、英語ブックレットの対訳付き)という説明もありました。

この「輸入盤国内仕様」に関しては、

「もともと輸入盤として発売される事が決定しておいるものを、
国内の商社みたいなものが、帯や解説を付属して発売するモノ」

と解釈しておりました。

実際、輸入盤そのものが発売されていて、
それに帯が付いた形で発売しているケースもあり、
この解釈は妥当なものであると思っていたのですが、
それが全てでもないようです。

帯を付けて発売する際に、ジャケットも違うものにしてしまうケースもありますしね。

その遣り方は、
EL&Pのアルバムの場合、ビクターエンタテイメントさんも90年代からやっている事ですが、
大手メーカーだけではなく、あまりメジャーじゃない取扱業者においても、
ジャケットも変えて発売しているケースもあります。

この「Live In Tokyo 1972」に関しては、
「輸入盤国内仕様」という説明があったわけですが、
その「輸入盤」として発売されているモノが今のところ見あたらないわけです。

『もともと、「輸入盤国内仕様」の品物しか存在しない』

というケースもひょっとしたらあるのかも知れないです。

CD盤を海外でプレスすれば、
輸入盤と言えない事もないでしょうからね。

この「Live In Tokyo 1972」の場合、
手に取った時点では、
シュリンクが一般の国内盤のような作りになっており、
キャラメルの空き箱上を覆っている、
透明セロハンのようなものを剥がすような遣り方をして、
剥がすようになっています。

解説はブックレット仕様にはなっておらず、
ジャケットペラ紙2つ折りの間に、
2つ折りの別の白い用紙を挟みこんでいます。

解説の書き手は明記されておりません。

評論家であれば、
アーティストの姿勢等に言及をしなくてはならないのかも知れませんが、
こちらの解説は、このライヴがあった頃の当時のバンドの状況や、
CD化にいたるプロセス等を記述するにとどまっています。

その内容は、幾分、客観性を欠いたところがあります。
EL&Pの当時の勢いを、書いた方の思い込みで解説しているか、
このシリーズ全般に関しての社の方針かも知れません。

帯を付ける他に、簡素な解説を含める事で、付加価値をあげているのだと思いますが、
「輸入盤国内仕様」という前提に立つと、
購入する側としては、「解説が簡素でも仕方がない」という受け止め方をしてしまう場合があるかと思います。

「輸入盤国内仕様」は、品物の謳い文句というよりは、簡素な解説の言い訳としても機能しているのかも知れないです。

それはそれとして、今回、4人「U.K.」のライヴ音源も3タイトルリリースされているのですが、
ウニオンさんでは、3タイトルを同時購入すると、
メーカー先着(ディスクユニオンご購入者用)特典のクリアファイルが付くらしいです。

これなどは、3タイトルで、CD3枚で、クリアファイルなわけですし、
EL&Pも、2タイトルで、CD3枚で、枚数は同じ。
何か付けてくれても良さそうなものですが、何の企画もないようです。

音に関しては、改めて書くこともあるかも知れません。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年9月9日 yaplog!
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