タルカス~ザ・ベスト・オブ・ELP 雑感 その2

画像 プラケース裏側
このベストアルバムはプラケースCDの2枚組である事は、
先般述べましたが、
ジャケットがブックレット仕様になっています。
このジャケットブックレットには、
EL&Pのメンバーの顔写真が、
全く登場していないのも、
特徴の1つですね。
このような特徴も、
メンバーの顔写真なども、
検索すれば幾らでも解る時代なので、
簡略化の1つかと思われます。
さらに注目すべき特徴として、
帯にも解説にも記されてはいないのですが、
収録されている「悪の教典#9」の音源が、
2002年に英castleよりリリースされたCMRCD201盤
をベースにしている事が、
第一印象パートⅡの間奏のキーボードソロのところで、
解りました。
Rhino Recordsで、
「プログレッシヴロックでは、初めて」と呼ばれている、
頭脳改革のDVDAudioを制作したのですが、
その時の音源を元にして、
制作したCDであるようだと2016年1月30日のブログで述べました。
その際に、CMRCD201盤の特徴として、
グレッグのヴォーカルが前面に出ている事を書きましたが、
特に「聖地エルサレム」においては、
前面に出ているキースのキーボードソロの音が、
奥に引っ込んだ感じになっている展開があるわけです。
但し、このベストアルバムの、
「聖地エルサレム」は、
CMRCD201盤の音源を使っていない、
EL&Pファンが馴染んでいる音になっていたので、
「悪の教典#9」の音源だけを、
CMRCD201盤の音源をベースにしたものにしたようです。
そのため、
今にいたるまで、
飽きるほど「悪の教典#9」を聴いているEL&Pファンが、
「あれ?何か違う!」
と直ちに反応してしまうヴァージョンなのですが、
アナログ時代に「悪の教典#9」を聴いており、
当時を懐かしんで、このベストCDを購入した人達は、
当時より、「音が良い」とか「当時、聞こえなかった音が聞こえる」等、
の感想を持ってしまうのだと思われます。
ビクターエンタテイメントさんとしては、
CMRCD201盤の音をベースにした方が、
久々に聴く人達にとってインパクトがあるだろうと考えて、
選択したのでしょうね。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。