LIVE AT THE MAR Y SOL FESTIVAL
オープンリールの入札
70年代、
アナログ盤「太陽と海の祭典」の国内盤がリリースされていたわけですが、
それぞれのアーティストの演奏は、ライヴオムニバス盤の性格上、
数曲ずつ収録されていました。
この時のEL&Pの演奏の全ては、
ボックスセット「フロム・ザ・ビギニング」に収納されていますが、
Shout Factoryでは、単品にしてリリースしました。
また、SONY時代に限定盤として、
ブートジャケットデザインを模したアナログ盤も発売されました。
こちらの方はアナログ盤1枚組という制約もあるので、
一部の音源の収録となっていると思われます。
いずれも、このブログで取り上げています。
いずれにしましても、
ライヴ当時からかなりの年月が経過した、
2000年以降に全ての演奏が日の目を見た事になります。
つい先日、EL&Pものでは、
かなりの高値で落札された品物がありまして、
それが、この「LIVE AT THE MAR Y SOL FESTIVAL」の、
オープンリールテープだったわけです。
70年代の他のタイトルのオープンリールは、
売り物という事もあり、
レコードジャケットのパッケージ付きで、
商品化されていたようなのですが、
今回、出品されていた、オープンリールテープは、
テープメーカーの箱に収納されていました。

パッケージはこのメーカーのモノ
裏側には、
タイプで打った収録曲の一覧が貼り付けてありました
当時のEL&Pのフル演奏を収録したものは、
公式アナログ盤の商品としては存在していないので、
このオープンリールテープは、
コレクターが制作した音源であると思われますが、
「フロム・ザ・ビギニング ボックス」に収録されていた音源と、
同じものなのか、
録音が全く異なるものなのかは今ひとつよくわかりません。
言える事は、
フル演奏の音源をオープンテープとして、
当時から所持していた方がいたという事ですね。
同じ音源である場合、
オムニバスライヴ「MAR Y SOL」のベースとなるフル音源を、
関係者から入手していたものかも知れません。
このオークションは、
9名の方が関心を持たれて、
細かい競り合いをしていたのですが、
最終的には、
2名のマニアの方が、
¥10,000から、
一挙に高額の札を入れ、
¥75,000の札と、
¥76,000の札の競争で、
決着がついたようです。
いやはや、
私の意識とは全くかけ離れた、
熱心な方の意欲を見せつけられた感じです。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。