FANFARE The Best Of Emerson Lake & Palmer 1CD その2
10月に取り上げたベスト1枚組CDについて、
どうしても開封して確かめたい事があったので、
先日、開封しました。

CDはめ込み面
アルバムリリースの順に、
楽曲が収録されていると思うわけですが、
着目するべきは、
9曲目の「Tank」でした。
『これは、ひょっとして、
「WORKS Volume1」のカールのサイドに収録された「Tank」かも知れない!』
と考えると確かめて聴かずにはおれませんでした。
様々なEL&PのベストCDにおいて、
「WORKS」の「タンク」が収録されるという事は、
これまでには、あまり、見かけた事がなかったからです。
期待通りに「WORKS」の「タンク」が、
「ELP四部作」を代表する楽曲として、
収録されていました。
ただ、この「タンク」が選ばれた背景には、
カールのサイドにある曲とは言え、
ファーストアルバムに収録されている楽曲なので、
ベストアルバムに取り上げても違和感がないという判断をしたのでしょう。
これが、「セ・ラ・ヴィ」とか出あれば、
楽曲としての認知度は高くても、
バンドとしてのEL&Pではなくて、
グレッグの楽曲ではないのかという見方も出てくるでしょうから、
収録を見合わせたとも考えられます。
ちなみに、「庶民のファンファーレ」に関しては、
アルバムヴァージョンが収録されていました。
この曲をシングルヴァージョンにすれば、
もう1曲ぐらい収録可能だったと思いますが、
それをやらずにフルヴァージョンを収録したところに、
本ベストCD制作の姿勢が伺えます。
「作品第二番」以降の楽曲は、
収録に値しないと考えたのかも知れません。
本日は、グレッグの命日です。
歌と演奏に感謝いたします。
以上。
EL&Pを愛しつづけてまいりましょう。