EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

冊子 「 DO IT ROCK 」

2019-12-06 15:32:54 | Keith Emerson THE NICE関連
冊子 「 DO IT ROCK 」

2017年3月20日に取り上げた、
オムニバスプロモレコードで、
「DO IT ROCK」というのがありました。

ナイスの曲が収録されていたので、
取り上げたのですが、
本日、取り上げるのは、
これとは別に入手した同じタイトルの冊子になります。
シングルレコードのジャケットぐらいの大きさです。


画像① 表紙

冊子の表紙のデザインや、
内容をザッと見て、
オムニバスアルバムに添付されていた冊子であると、
推定したのですが、
そうでもないようです。

表紙裏に目次がありまして、
全48頁。
カラー頁はありません。

特にナイスを強調して取り上げているわけではありませんが、
アーティスト別レコードリストでは、
アルバム「フェアウェル・ザ・ナイス」のジャケット入りの紹介や、
ロック・グループ要覧のコーナーでは、
16のアーティストの中の1つとして、
バンドメンバーや特徴が紹介されています。
(1970年春解散との付記もあり)
また、26頁にはこのような写真もあります。


画像② ブラック・サバス、ナイス、スプーキー・トゥース

最終頁にニューミュージック・マガジンが編集に協力していると書かれています。

この冊子、見た目は、
レコード会社で出している目録のような感じもしますし、
時期が過ぎれば廃棄されるような扱いをされていたと思うので、
品物自体がほとんど存在していないのかも知れません。

裏表紙の中央部を見ると、
この冊子はただの販促物ではなく、
なんと!販売価格が記載されています。
そんな時代だったのでしょう。


画像③ 裏表紙の中央下部

しかも、目次の下部に目をこらすと、
この冊子には添付物が何点かあるようで、
これ一冊では、「完品」ではないようです。

この「DO IT ROCK」誌、
わずかな情報しか記載されていないとはいえ、
ナイスがリアルタイムでなかった私のような者にとっては、
とても貴重なものに感じられました。

EL&Pの事自体、全くと言ってよいほど、知らないまま、
ナイスを知ったのは、
1977年に出版されたばかりの書籍、

「衝撃のロックトリオ伝 エマーソン・レイク・アンド・パーマー」

でした。

書籍の巻末に記載されていたナイスのディスコグラフィーも、
ナイス解散から10年も経過していないにも関わらず、
当時は、とても昔のようなものに感じられたのを覚えています。

ナイスを知ってから、
40年ぐらい経過してから、
ナイスが日本における洋楽シーンで、
どのような感じで捉えられていたのか、
数年前から、ようやく入手できた古雑誌等で、
確認する事ができるようになりました。

また、徐々に取り上げてみたいと思っています。

以上。

EL&Pを愛し続けてまいりましょう。

2019年12月4日 yaplog!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿