BLACK MOON ロング・ボックス(トールケース)入り
10年ぐらい前に少し書いたのですが、
このロング・ボックスに入ったCDを、
1989年に2タイトルほど埼玉県の書店で入手した事がありました。
1つは、当時、EL&Pでは、唯一のベストアルバムとして発売されていた、
「ベスト・オブ・EL&P」。
このブログで数度取り上げている、
浮世絵ジャケットのアルバムですね。
もう1つは、ジョン・ウェットンの、
「KINGS ROAD 1972-1980」。
というタイトルのベストCDでした。
これはアナログ盤も出ていたようです。
この2つのロング・ボックスは、
引っ越しの際に、
捨てずに秋田まで運ぶことができたのですが、
知らないうちに亡き父に廃棄されておりました。
正面
バンド名の色は米国盤のCDジャケット
裏面
シュリンク上シール
別室でよくやっている、
CDケースとの比較からおおよその大きさをみる
このロング・ボックスですが、
LPからCDへ移行する端境期に、
LPを陳列していた棚(箱)をそのままにして、
CDを陳列して販売するために、
米国等の海外で制作されていたもののようです。
ロング・ボックスそのものは、
日本製のものというのは、
ほとんど存在していないと思われます。
箱を触った感じですが、
ペラ紙ではないにせよ、
薄目の紙製なので、
重ねて置いたりするとつぶれやすいモノだと思います。
デジパックの大型の品物とかが、
外見上は似ていますが、
似て非なる品物ですね。
ボックス上部
ボックス側面
ボックス下部
結局、EL&Pのロング・ボックスは、
一つも手元に無くなった状態だったのですが、
2年くらい前に、
ロング・ボックス未開封の品物が、
ヤフオクに出品されておりましたので、
札を入れて入手できました。
LPジャケットで見かける、
ドリルホールもしっかりとありました。
ドリルホール部
穴あけ時に発生した粉末がシュリンク内に付着
この「BLACK MOON」のロング・ボックスの箱のみが、
出品されているのさえ見た事がなかったので、
「BLACK MOON」のリリース時には、
まだ、ロング・ボックスが制作されていたのだという事がわかったわけです。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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