EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

「タルカス祭り」所収 THE DIG featuring 太陽と戦慄版

2014-09-17 11:36:43 | プログレ系専門誌に載ったEmerson,Lake&Palmer
「タルカス祭り」所収
 THE DIG
 featuring 太陽と戦慄版




この「THE DIG」は、昨年に発売されたものですが、
古い物を中心に探し回っている私は、新しい情報は人から教えられて知る事が多いので、
数ヶ月ぐらい経ってから、「タルカス祭り」が掲載されている事を知りました。

ただ、この書籍(雑誌?)に関しては、
知人から教えてもらったのではなく、
たまたま偶然に見つけたわけです。

見つけてからリサーチすると、出版された頃に、
ブログ村でブログに取り上げている方もいらっしゃいまいたので、
内容を気に入る、気に入らないは別として、
プログレファンの間では、かなり知られているプログレ特集号だったようですね。

私の知人のEL&Pファンの人達は、
わざわざ知らせる内容とは言えない書籍だと思ったのか、
メジャーな出版社の本なのであえて知らせる必要もないと思ったのか、
定かではありませんが、
私自身は田舎住みなので、
店頭からの情報キャッチは少ない事は確かです。

「タルカス祭り」を執筆されているのは、三輪岳志氏。

他のミュージシャンによるタルカス演奏から、
EL&Pのメンバーが関わったプロジェクトによるタルカス演奏、
タルカスに似ている演奏等、
それらが収録されているアルバム32枚を紹介しています。

このブログで既に取り上げたCDも、幾つか入っていますね。

三輪岳志氏ですが、私の中では、「プログレッシヴ・ロックの70年代」の中で、
EL&Pのアルバムレビューを担当した方として脳裡に刻印されています。

なぜ、刻印されたかというと、
EL&Pの個々のアルバムに関して、
そのすべてをベタ誉めしているレビューって、
ほとんど読んだ事もなかったものですから、
ちょっと衝撃的ではあったのです。

「祭り」と名付ける事が可能なまでの企画というのは、
関連アルバム数点では格好がつかないですよね。

言い方を替えると、
取り上げるべき関連アルバムがザッと見ても32点存在していたので、
「祭り」企画が誕生したという事になります。

「タルカス」に恋しているか、
本人も気づかないうちに「タルカス」に影響を受けているとか、
そのようなアルバムの集積です。

「(プログレッシヴ・ロックは)地味なアーティストの多い中、(中略)
EL&Pに触発された人々は相当な数に及ぶであろう。」

と、
およそ2年前に当ブログで取り上げた、
「ユウロ・ロック集成1987」の文章を抜き書きしましたが、
その片鱗を具体的に、かいま見る事のできる「タルカス祭り」と言えますね。

以上。

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