花とゆめCOMICS 銀のロマンティック・・・わはは
1986年に「花とゆめ」誌に連載されていた川原泉さんの作品を、
同年に単行本にしたものです。
表紙カバー
私は少女マンガ誌とかは、
ほとんど読む事がなかったので、
少女マンガ誌に掲載されていた作品に関しては、
ほんの一部の漫画家を除いて、
漫画家の名前と作品名は、
ほとんど知らないと言ってよいですね。
また、
80年代以降に新たに登場してくる漫画家の名前と作品に関しても、
全く知らないわけです。
(コミック・モーニングとかヤング・ジャンプとか、
双葉社の月間スーパー・アクションとかは購読していた時期もありまして、
それらの雑誌に登場するマンガ家に関してはある程度は知っていますけどね。
)
著者のこの作品に関しては、
2年ぐらい前に、
アメブロで知り合った方のブログで、
知ることになりました。
その方が、
EL&Pの作品にまつわるブログを書いた時に、
コメントをされた方が、
この作品に関して、
触れられていたのでした。
その時にさっそく、
古本を入手してみました。
入手できたのは、
1995年の第34冊発行とあります。
一度にどれぐらい刷られているとかは、
解りませんが、およそ、10年ぐらいは増刷されていたのでしょう。
ペアのスケートにまつわる内容なのですが、
競技中に流れる音楽に、
「エマーソン・レイク&パーマーの庶民のファンファーレ」
が出てくるという事でした。
確かに出てきましたね。
主人公たちが、
ショート・プログラムに使用する楽曲が作品内で最初に登場するところと、
実際に、ショート・プログラムを始める前に曲名を発表するところに、
「庶民のファンファーレ」が出てきており、
61頁に「エマーソン・レイク&パーマー」と書かれていて、
76頁には、「E・L・P」と書かれています。
ちなみに、61頁には、
フリースケーティングの使用楽曲が出てくるところがあり、
リック・ウェイクマンの、
「デカダンス1984」「洗脳された部屋」「記憶の中に」の3曲を、
あっちゃこっちゃつなぎ合わせて4分30秒という事が企画されていたようです。
ちなみに「庶民のファンファーレ」の方は、
てきとーにカットして2分6秒との事。
ただし、リックの楽曲の方は、
実際にフリースケーティングで使用されたかどうかは、
解らないストーリーになっていました。
これはコミックの内容の中でのお話なので、
スケーターの演技がどのような感じで、
「EL&Pの庶民のファンファーレ」の音に呼応しているのか、
専門外なので想像をする事すら難しいわけですが、
そのような設定になっているわけですね。
「庶民のファンファーレ」は、
1977年に発表された作品になりますが、
「花とゆめ」誌に連載されていたのが1986年ですから、
著者が1977年当時からEL&Pを聴いていたのかどうかまでは、
解らないところはありますが、
EL&Pの音楽にご縁があった事で、
作品の中で楽曲名が使用されたわけです。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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