Ariola プロモ用 オムニバス盤 1980
1面
レーベル面は銀色
プロモ盤でも豪華感はある
2面
国内のアナログ盤で、試聴用のオムニバス盤を一度取り上げた事があります。
ワーナーの洋楽のみが入っていて、「ELP・イン・コンサート」の展覧会の絵の一部が収録されていたものですね。
こちらは、ヨーロッパのariolaで管理している所属ミュージシャンを集めたプロモ盤のようです。
ジャケットは、レーベル部が丸く開いている真っ黒のやや厚手のジャケットです。
その中に白いインナースリーブに入ったレコードが入っています。
取り出しをしなくても、レーベル面が目にはいるので、
そこから収録曲を知る事ができるわけです。
EL&Pは、「ピーター・ガン」が1面の最初の曲として収録されていますね。
曲目から察するに、上述のワーナー盤とほぼ、同じ頃に制作されたプロモ盤ではないかと思いましたが、
ワーナーさんが販促のために毎月出していたプロモ盤とは、狙いが異なるようです。
2面の1曲目は、スティービー・ワンダー。
このスティービーの収録曲、「マスター・ブラスター」は、
米国3位、英国2位を獲得した、「ホッター・ザン・ジュライ」というアルバムに入っている曲のようです。
シングルも所によっては、ポップチャートの第5位まで上昇したらしいです。
(同曲を取り上げているブログにそのように書いています。)
「ELP・イン・コンサート」は、1979年11月のリリースなのですが、
「ホッター・ザン・ジュライ」は、1980年9月のリリース。
おそらく、シングルカットされた「ピーター・ガン」は、
1980年になってからリリースされたのでしょう。
シングルのリリース月はよく解りませんが、アルバムリリース月で推し量ると、
ほぼ1年のスパンで収録曲を選んでいる事になりますね。
「ピーター・ガン」は、1977年のライヴを見ていない人にとっては、
EL&Pの新しい演奏として耳に入ります。
それを呼び水にして、アルバム「ラヴ・ビーチ」ほどには売れなかった「ELP・イン・コンサート」に、
少しでも光を当てようとする狙いでこのプロモ盤に収録したとも考えられます。
一方、日本のワーナーさんが、1979年の9月の試聴盤に、
「ピーター・ガン」を選ばずに、「展覧会の絵」を選んだ理由としては、
「あのEL&Pが、オーケストラと一緒に、展覧会の絵を演奏したのだよ!」
という事を販促のメインに据えたかったのかも知れないです。
以上。
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本ブログは、私自身のEL&Pに関連する思い出、所持物の観察日記、妄想、関連している品物の紹介等、EL&Pにまつわるアレコレを思いのままに書き綴っております。
世代を越えたEL&Pファンのちょっとしたお楽しみになればと思います。
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その中に白いインナースリーブに入ったレコードが入っています。
取り出しをしなくても、レーベル面が目にはいるので、
そこから収録曲を知る事ができるわけです。
EL&Pは、「ピーター・ガン」が1面の最初の曲として収録されていますね。
曲目から察するに、上述のワーナー盤とほぼ、同じ頃に制作されたプロモ盤ではないかと思いましたが、
ワーナーさんが販促のために毎月出していたプロモ盤とは、狙いが異なるようです。
2面の1曲目は、スティービー・ワンダー。
このスティービーの収録曲、「マスター・ブラスター」は、
米国3位、英国2位を獲得した、「ホッター・ザン・ジュライ」というアルバムに入っている曲のようです。
シングルも所によっては、ポップチャートの第5位まで上昇したらしいです。
(同曲を取り上げているブログにそのように書いています。)
「ELP・イン・コンサート」は、1979年11月のリリースなのですが、
「ホッター・ザン・ジュライ」は、1980年9月のリリース。
おそらく、シングルカットされた「ピーター・ガン」は、
1980年になってからリリースされたのでしょう。
シングルのリリース月はよく解りませんが、アルバムリリース月で推し量ると、
ほぼ1年のスパンで収録曲を選んでいる事になりますね。
「ピーター・ガン」は、1977年のライヴを見ていない人にとっては、
EL&Pの新しい演奏として耳に入ります。
それを呼び水にして、アルバム「ラヴ・ビーチ」ほどには売れなかった「ELP・イン・コンサート」に、
少しでも光を当てようとする狙いでこのプロモ盤に収録したとも考えられます。
一方、日本のワーナーさんが、1979年の9月の試聴盤に、
「ピーター・ガン」を選ばずに、「展覧会の絵」を選んだ理由としては、
「あのEL&Pが、オーケストラと一緒に、展覧会の絵を演奏したのだよ!」
という事を販促のメインに据えたかったのかも知れないです。
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