書籍 エレクトロ・ヴォイス
この書籍は9年ほど前に購入したのですが、
なかなか読む時間も取れなくて、
最初の数ページを読んだままで、
現在にいたっております。
専門的な書物だからというよりも、
読みにくいタイプの翻訳文なのかも知れませんね。
エレクトロ・ヴォイスの歴史を、
音楽の世界にとどまるだけでなく、
第二次世界大戦時に、
通話を傍受された時のために、
誰の声かが解らないように、
機械的な音声として聞こえるようなシステムを作った事まで、
網羅していたように思います。
表紙カバーには、
音楽では知られているジャケットのカバーの絵柄を、
取り上げたりしています。
表紙カバー
帯に隠れているのは政治家ですね
音楽に関しては、
比較的メジャーなアルバムで、
エレクトロ・ヴォイスが、
使用される事になった経緯等を取り上げており、
EL&Pファンとしては、
「悪の教典#9第三印象」を思い浮かべるわけですが、
取り上げられていませんでした。
但し、
著者の眼中には存在しなくても、
取り上げているアーティストへのインタビューを元にして、
文を綴っている中に、
EL&Pが折り込まれている箇所がありました。
マン(マニー)・パリッシュと言う方です。
代表作の一つに「Hip Hop, Be Bop (Don't Stop)」というのがあり、
エレクトロ・クラシックの大定番で、
サンプリングネタにも数多く使用されていると、
Breakwellrecordsのサイトに書かれておりました。
自室にこもって、音楽を聴きながら、
ドラッグ・ハイのような事をしているようなのですが、
EL&Pの出てくる箇所を少しだけ抜き書きしてみます。
「パリッシュは自室で誰にも邪魔されず、脳細胞が弾けるのを楽しんだものだった。
紫の煙、アルマジロ戦車タルカス、すり板プレキシグラス越しにきらめくクリスマスの飾り。そんななか、「食洗機大の最先端のスピーカー」で、トントズ・エクスパンディング・ヘッド・バンドやEL&Pの「恐怖の頭脳改革」に好きなだけ耳を傾けていた。」
本書籍 203頁より
カバー裏側
それにしても、
この書籍、
ハードカバーで厚さ3.5cm、
頁の方も破れにくいような厚い紙を、
使用しています。
簡単に持ち歩けない事も、
読破できないでいる理由の一つです。
ただ、
本ブログの場合、
「そこにEL&Pは存在するか!」
が取り上げる理由であります。
完読をしないまま終わりそうですが、
必要な箇所はかなり前に確認できていたので、
お伝えする次第です。
以上。
EL&Pを愛し続けてまいりましょう。
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