最初に買ったザ・ナイスのアルバム 「エレジー」
画像 経年劣化で、ジャケットの内側の白い部分にも、
多くのシミがあります。
アナログジャケットは、
上下横の入り口をすべてふさいで、
劣化を防ぐべきと身にしみて知る今日。
EL&Pのアルバムを買い揃えた高校1年の私は、
限りなくEL&Pに関する音を聞きたくて仕方ありませんでした。
その頃、
メーカーである「フォノグラム」の、
このレコードに関する広告が音楽誌に掲載されたように思います。
これは、再発盤なので、ジャケットもシングルジャケットです。
当時は、「シングルジャケットがオリジナルかどうか」すらも、解らない状況でした。
それはそれとして、
生まれて初めて、レコードをレコード店に注文して買う事になりました。
届くまで、2週間から3週間ほどかかったような記憶があります。
針を落としてみました。
この音はややショックでした。
エマーソン、レイク&パーマーの圧倒的で華麗なるシンセサイザーの音、手数の多いドラム、伸びやかな歌声といった要素に慣れ親しんでいた少年にとって、
あまりにも、その落差に驚いたものです。
キース・エマーソンのオルガンの音だけは、勢いとスピード感を持って聞こえてきますが、
EL&Pほどの魅力を覚えなかった事だけは確かですね。
それでも、聞いているうちに、その良さが出てくるのではないかと思い、
聞き続けていたはずですね。
しかし、このエレジーの再発盤の前後に再発されたと思われる「五つの橋」を買う意欲が起きなかった事は確かですので、
キースがキーボードを弾いているとはいえ、なかなか馴染み難いサウンドだったのだと思います。
むしろ、キングレコード等の廉価盤である「ユーロピアンロックコレクション」のバンコとかを、EL&Pに近いと思って好んで聞くようになりましたね。
この頃、田舎の少年がレコード店に注文して入手できる、国内盤のザ・ナイスのアルバムは、少ししかありませんでした。
ベスト盤とライヴ盤。
それと「五つの橋」の廉価盤。
その中で、何故か、「五つの橋」だけは、購入しませんでしたね。
理由としては、音楽誌の「売ります。買いますコーナー」で知り合った方から、
ザ・ナイスのカップリングアルバムを購入できた事も一因かも知れません。
そのアルバムで「五つの橋」の音を聞く事ができたので、あえて注文してまで、欲しいという気持ちが湧かなかったためと思われます。
もっとも、聞いた当時は、「五つの橋」にも、あまり魅力を感じなかったわけです。
今の私にとっては、「エレジー」も「五つの橋」も、キースの音楽の貴重な歴史であります。
若き日のキースが弾いていると思うだけで良い気持ちになれますね。
以上。
本ブログはEL&P中年ファンの筆者が、遅れてきた若いEL&Pファンに少しでも楽しんでもらえれば幸いと思い、つたない文章を綴っております。
クイック応援よろしくネ。
2012年5月15日 yaplog!
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限りなくEL&Pに関する音を聞きたくて仕方ありませんでした。
その頃、
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このレコードに関する広告が音楽誌に掲載されたように思います。
これは、再発盤なので、ジャケットもシングルジャケットです。
当時は、「シングルジャケットがオリジナルかどうか」すらも、解らない状況でした。
それはそれとして、
生まれて初めて、レコードをレコード店に注文して買う事になりました。
届くまで、2週間から3週間ほどかかったような記憶があります。
針を落としてみました。
この音はややショックでした。
エマーソン、レイク&パーマーの圧倒的で華麗なるシンセサイザーの音、手数の多いドラム、伸びやかな歌声といった要素に慣れ親しんでいた少年にとって、
あまりにも、その落差に驚いたものです。
キース・エマーソンのオルガンの音だけは、勢いとスピード感を持って聞こえてきますが、
EL&Pほどの魅力を覚えなかった事だけは確かですね。
それでも、聞いているうちに、その良さが出てくるのではないかと思い、
聞き続けていたはずですね。
しかし、このエレジーの再発盤の前後に再発されたと思われる「五つの橋」を買う意欲が起きなかった事は確かですので、
キースがキーボードを弾いているとはいえ、なかなか馴染み難いサウンドだったのだと思います。
むしろ、キングレコード等の廉価盤である「ユーロピアンロックコレクション」のバンコとかを、EL&Pに近いと思って好んで聞くようになりましたね。
この頃、田舎の少年がレコード店に注文して入手できる、国内盤のザ・ナイスのアルバムは、少ししかありませんでした。
ベスト盤とライヴ盤。
それと「五つの橋」の廉価盤。
その中で、何故か、「五つの橋」だけは、購入しませんでしたね。
理由としては、音楽誌の「売ります。買いますコーナー」で知り合った方から、
ザ・ナイスのカップリングアルバムを購入できた事も一因かも知れません。
そのアルバムで「五つの橋」の音を聞く事ができたので、あえて注文してまで、欲しいという気持ちが湧かなかったためと思われます。
もっとも、聞いた当時は、「五つの橋」にも、あまり魅力を感じなかったわけです。
今の私にとっては、「エレジー」も「五つの橋」も、キースの音楽の貴重な歴史であります。
若き日のキースが弾いていると思うだけで良い気持ちになれますね。
以上。
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