EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

Fanfare The Best of Emerson Lake & Palmer - Live

2014-10-31 10:06:41 | 1990年以後に発売されたEL&PのライブCD等
Fanfare
The Best of Emerson Lake & Palmer – Live



金色メッキっぽいELPマークのイラスト
近くで見ると意外と良いです



CD盤は赤、向かって右側に表記を集中させています
カラーのジャケットペラ紙は4つ折りだが、
既出ではあるが、メンバーの写真でコンパクトに埋め尽くし



スタジアム級を経験した事のあるバンドだから、
多くのオーディエンスの画像も詐欺にはあたらない
薄暗さのスタジアムに金メッキのELPマークが映える


2003年に作成されたライヴ音源のベストCDのようです。

このCDに関しては、タイトルに偽りがないと思います。

70年代のライヴテイクと、
90年代のライヴテイクが、
ランダムに収録されているのですが、
この試みはけっこう面白いと思います。

庶民のファンファーレは、
ライヴではありますが、シングルテイクみたいな感じで、
フェイドアウトさせていますね。
タイトルに持ってきているだけあって、
かなり良い感じのオープニングです。

悪の教典は、
74年のテイク。
レディーズ&ジェントルメンの音源とは微妙に異なりますし、
音質は90年代のライヴに比べられるものではありませんが、
ライヴアルバムに入れる音源としては、遜色のないものです。
絶頂期であるとは、こんな演奏と歌を指すのかと、改めて思わせてくれます。
第一印象パートⅡとドラムソロ、第三印象を収録。

グレッグのバラードは、
主に70年代のテイクを収録。

ラストのホウダウンは、
90年代半ばの演奏ですね。
ホウダウンを最後に持ってくる構成も、
レディーズ&ジェントルメンを逆手に取ったような感じです。

ジャケットから収録曲まで、
演奏された年代を超えてバランス良く網羅しており、
ベストライヴの名にふさわしい、
とても良くできた1枚組CDだと思います。

以上。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (面白半分)
2014-10-31 22:26:14
私が持ってるライヴCDはDisc1 70年代、Disc2 90年代という構成でしたがランダムに配置するというのはあまり聴いた事なかったです。

ドラムの音が年代差を一番を感じるところなのかなあ?
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Unknown (torioden)
2014-11-01 08:19:59
>面白半分様

コメントありがとうございます。

2枚組はギーガーのジャケットの、
「Then and Now」が70年代と90年代でしたよね。

このCDは、「レディーズ&ジェントルメン」に収録されていない90年代に演奏した「ビッチズ・クリスタル」、「タイム・アンド・プレイス」「ナイフ・エッジ」を入れて1枚組にしているところに、曲の選択の細やかさを感じますね。

ひょっとしたら、音源は、確認をしていませんが、
すべて、「Then and Now」のものからなのかも知れません。

録音機材の進歩というのもあるような気がします。

正直、「レディーズ&ジェントルメン」の音が、同時代のアーティストのライヴに比べると音が悪いように感じていますし、74年頃の他の音源も似たような感じがしています。
なので、余計に90年代の音が良く聞こえるのかも知れないです。
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