EL&P図書室3号

2001本目の記事から2.5号から3号に変更

「展覧会の絵」 20bitK2盤 VICP-5444

2011-12-22 09:29:28 | 「展覧会の絵 / Pictures at an ~」
「展覧会の絵」 20bitK2盤 
VICP-5444 1994年リリース



画像① 表


画像② 裏

エマーソン、レイク&パーマーの国内盤としては、
初めてのCD紙ジャケットですね。

同時期に初期のアルバム4枚が、紙ジャケットCDとしてリリースされる予定でした。

しかし、「トリロジー」の音源が見つからないとかで、
結局、同時期の紙ジャケットのリリースは、

ファースト
タルカス
展覧会の絵

の3枚となりました。

レコード番号の順番から見ると、
初めての紙ジャケットは、ファーストアルバムになるわけですが、
簡単には出て来ないところに保管してあるので、
とりあえずは、同時期リリースの「展覧会の絵」を取り上げました。

ビクターエンタテイメントとしては、
通常のプラケース入りのCDは、既に発売済みでしたので、
さらなる購入意欲をあおるためには、
CDそのもののクォリティをアップする事、
ジャケットをオリジナルの紙ジャケット仕様にする事で、
付加価値をつけようとしたのだと思われます。

EL&Pのカタログの発売権が、ワーナーからビクターに移った時に、
「ELPインコンサート」が「ワークスライヴ」となり、
バックカタログがすべて再発売されたわけですが、
その中で「恐怖の頭脳改革」だけが、
オリジナルジャケットの装丁を少しでも表現しようとした特殊デジパック仕様でした。

この時の紙ジャケットの企画に「恐怖の頭脳改革」が入っていなかったのは、
特殊デジパック仕様に経費をかけたためかも知れません。

紙ジャケットを保護するために、
透明なプラスティックケースに覆われていたのも、
この時の紙ジャケットの特徴ですね。

昨今の紙ジャケットシリーズに比べると、ちょっとした贅沢感がありますね。

そのケースの上をシール式で開封するシュリンクが覆っています。

現在は、アナログ盤時代に一世を風靡したミュージシャンの、
紙ジャケットリリースのラッシュを迎えています。

先駆的なサウンドを創り出したエマーソン、レイク&パーマーは、
このような紙ジャケットの企画においても、
多くのミュージシャンの紙ジャケットの企画に先んじていた事になりますね。

ビクターエンタテイメントさんのおかげです。

ありがとうございます。

2011年12月22日 yaplog!


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