週五日記

ボチボチがんばります

制度変化の会計学

2009-04-03 08:37:01 | Weblog
意思決定有用性アプローチは、

投資家寄りのアプローチで、

経営者をないがしろにしてしまうと。

さらに、上記アプローチは、投資家寄りのために、

「事業」の視点よりも、「投資」の視点が強いのだと。


意思決定有用性アプローチを採用した結果、

必然的に「時価評価」。基準設定団体が、

無理やり(原価主義の根拠を無視してまでも)

採用したその背景には、時価評価による

「経営者の意図」の排除があるのだと。ただ、業績利益は、

理論的にも、実証的にも、妥当性があるのに、「時価評価」。


そう考えると、堀江さんは、そうした会計の仕組みに、

順応してたなあ、と。いい意味でも、悪い意味でも。

1960年代に、すでに、時価評価の議論がはじまっている。

利益の二元化や、それによる財務諸表の非連携の議論も、

その頃から。
コメント (1)
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