週五日記

ボチボチがんばります

経営革命の構造

2009-04-23 08:33:44 | Weblog
読了。

フォードをはじめとした「大量生産・大量販売」

を参考にしつつ、それを進化させて、「日本」市場

にフィットするように、「多種生産」で、大量に販売出来たら

ラッキー的にがんばったのが、日本だと。

上記のような背景から、「多種生産」に対応するために、「カイゼン」

や「ジャストインタイムシステム」などの手法に加え、「系列」を

うまく使ったのだと。「系列」にすると、「系列」が甘えるので、

ほどよく「競争原理」も導入しつつ。


あと、日本の鉄鋼業の発展について。国策もあっただろうが、

そこに企業家のイノベーションがあって、そこからスタートだと。

資源の無い国で、「鉄鋼業」をやろうと、考えたのが、すごいというか、

無謀というか。それも、アメリカをキャッチアップする勢いで。

「素材産業」のイノベーションが、他の産業に与えた影響は大きいだろうな。

ニクソンショックや、石油危機、円の切り下げという、環境の中で、

あるいは、そうした環境だからこそ育った日本の「イノベーション」。


最後に、シリコンバレー。失敗を蓄積出来るような「器作り」。

1000分の3という、冒険の仕組みとしての「ナスダック」。

そりゃ、すんごい「イノベーション」起こるわな。

大学院生の落書きのような事業計画に莫大なお金が投資されることをはじめとした

「精神の自由」。素晴らしい。


それに比べて・・・・・・・・・。
コメント
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