週五日記

ボチボチがんばります

医療・教育は「贈与」?「等価取引」?

2010-05-07 11:02:31 | Weblog
以下、ラジオデイズの月刊はなし半分

4月号をもとに考えると、


医療と教育はどちらも、

医療従事者(教育関係者)と患者さん(学生)の間に

「情報の非対称性」が存在する。


そうすると、医療、教育共に、「等価交換」というよりは、

「贈与」の意味合いが強くなる。一部、等価交換的なものが

あるとしても。そりゃ、資本主義が発達する、ずっと以前から

「医療」にしろ「教育」にしろ存在していたから。


しかし、「医療」・「教育」共に、資本主義の枠組みの中で、

「貨幣」をかますと、便利なことをいいことに、「貨幣取引」

として認識されることが、しばしば。


そりゃ、矛盾を起こすワナ。

その矛盾は、「受け手」(患者さん、学生)の勘違いもあるだろうし、

「送り手」(医療従事者、教育関係者)の勘違いもあるだろうし。


「貨幣」という「便利なもの」を得ると、失うものも多いのは

容易に推測出来るが、

それ以上に、「失ったものに気づかない」怖さはあると思う。


あと、「情報の非対称性」の問題は、

「医療従事者及び教育関係者」が「代替不可能」な場合もある

ということにつながる。

患者さんの経過や、学生さんの経過は、刻一刻とかわるので、

「共有」が困難だろうし。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする