週五日記

ボチボチがんばります

国際会計基準はどこへ行くのか

2011-02-07 08:41:00 | Weblog
少しは、フォローしとかないと、という

危機感があるので、その内なる声に従って

まあまあいい値段していたけれども

購入して、『もう読まないかも』と思うけど、

払った値段が値段だな、と思って昨日から。


結構、おもしろい。


国際会計基準は、ヨーロッパ中心だったのが、

アメリカが各国の導入状況や、自国の利益や、産業界からの

声に押されて採用しそうなので、盛り上がってきているみたいである。


アメリカのGAAPへの時価会計の導入には、投機的なマネー取引を

防止するために、導入したけれども、その意図に反して、『時価』という

あいまいさを利用して、金融資本主義を加速させている。


アメリカの産業に占める金融業の割合が、3割で、まさに『金融資本主義』。

池上さんが言っているとおりで、符合している。


アメリカの時価会計が、国際会計基準にも反映され、時価会計の弊害が、

国際会計基準とのコンバージェンスという掛け声とともに、各国に

ばら撒かれる。


国際会計基準という『国際的な統一ルール』は、ボーダレスに、

世界中の資金が行きかうことに貢献するけれども、各国の歴史や文化

をはじめとする『多様性』を切り捨てて導入すると、『統一言語』としての

役割を果たすのだろうか?とのこと。


各国の利益は、各国の税収の確保ともつながっており、

そう簡単に、国際会計基準がスムーズに導入されるとも思わない。


あと、会計基準が、ヨーロッパとアメリカによって『政治的に』導入されて

いくんだろうな。盲目的に従わざるえない日本。なんだかな。


ドドスコスコスコ、ドドスコスコスコ、、、
コメント
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