週五日記

ボチボチがんばります

北風小僧の寒太郎の考察

2012-02-23 09:01:54 | Weblog

雨が降っているのに岡山へ。

飲みながら、『北風小僧の寒太郎』の歌詞

について話していると、『ヒュルー・・・』という部分は、

宮沢賢治さんを参照しているのではないか?との仮説を

立てた。今朝、ググッてみると、そんなブログを発見。

その仮説が真実かどうかよりも、日本語が示す概念というか、

なんというか、『多義性』を有しているところが、なんとも、

情緒があって、『日本人』を特徴づけているとさえ思える。

それで思い出したのが、英語を日本語にする苦労、具体的には

「Accountability」に「会計責任」をあてるのか、「説明責任」をあてるのか、という

恩師のお話を思い出した。「辞書に出テルよ」という若造には、そのお話の

「ありがたみ」がわかりませんでしたが、少しだけ、昨日、飲みながら、

その意味が分かった気がします。感謝しております・・・

 

『ヒュルー』の意味合いは、幼少期には、分からなかったけれども、

宮沢賢治さんの背景を知って、やっと、『東北地方』の世界観に思いを馳せることが

出来る四国出身の『わたくし』といったところだろうか?

 

高橋源一郎さんの『「悪」と戦う』を読んで、「詩」に代表されるような

「行間」の意味合いは、かなり心の琴線に触れるんだな、と

殺伐とした今、少し興味がわく・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする