週五日記

ボチボチがんばります

証券文化

2012-02-27 09:15:23 | Weblog

ドナルドダック、ならぬ、ロナルド・ドーアさんの

「金融が乗っ取る世界経済」に出てくる

「証券文化」という言葉が印象に残る。

 

確かに、証券投資というか、株取引というか、金融取引というか、

個人株主レベルでもパソコンがあれば、というか、携帯やスマホがあれば、

通勤時間中も株が買えるようになったことを考えれば、

「証券文化」といっていいかもしれない。しかし、「株屋」というような言葉でも

明らかなように、「虚業」だった時代から考えると、なんとも「スタイリッシュ」な

文化となって、むしろ、やっていると流行に敏感とさえ思われるかもしれない。

 

一方で、アジアの通貨危機を引き起こしてしまうほど、「金融」は、破壊力を

持っており、おそらくITや金融の知識がないことによる「情報の非対称性」により

、ますます「ブラックボックス」化して、一部のヒトのみが、あえていうが「不労所得」

というか、「資産性所得」を獲得してしまう。

 

しかし、「金融」は虚業で、勤労の精神が大事です、といったところで、

もう「金融」が、何をやっているかさえ、大部分のひとがわからなければ、

いや、大部分のひとがわからないことよりも、政治家がわからなければ、

手の打ちようがないところまできている。

 

金融資本主義、、、、、という言葉づかいを聞いたり、自分も使ったりしているが、

世界中の一部のひとしかわかっていない、「フロンティア」であるが、

もう目に見えて認識できるような世界ですら、ないのではないか?

スンゴイ時代だ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コメント
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