いま読了。
一番記憶に残ったのが、
『分業』について。
分業すると効率が上がりますよ、というのは
経営学でも習うが、
一国家の中で『分業』を成り立たせて、
その分業を担う単位間で『仲良く』して、
切磋琢磨するのが、いいのではないか?というのが考えさせられる。
確かに、グローバルな分業体制は、いろいろいろな問題がある。
外交しかり、国際政治しかり。
あと、国に対しての帰属意識や、愛する気持ちがないままに、
グローバル経済と自国の経済が接合されてしまうと、
自国内の内乱など起こるだろうな。
グローバル化を要求している国の背景を知れば、
いいことづくめでもないことがわかる。
かといって、福祉を充実させようにも、経済が厳しい。
国としての、国家間の交易による『利益』よりも、
国内での価値の『生産』が重要ではないか?
つまり、製造業と農業のバランスの良いイノベーションか?