普段なら読まない本で、
読んでて苦手な表現がたくさんあったけれども、
知らないことも多々あったので、イッキに読み終わった。
「若者が損している」という事実?や、そのように考えているという
ことの社会経済的な問題が存在している。
非正規雇用の問題や、派遣の問題など・・・。
決して経済的な問題だけでなく、仕事を通した社会からの
「承認」の問題もあることは、なかなか個人個人では、言語化
出来ないことであると感じる。
格差社会は、正に「社会」の問題であり、企業・行政にもかかわる
問題であり、なかなか困難な問題である・・・。
貧困者をさらに貧困にしてしまう○○業者・・・。
あと、ナショナリズムに傾倒してくというも、
この本を読まないと分からなかった。
経済的にも、精神的にも日本社会から、こぼれてしまったと
思うと、「愛国心」しか、すがるものがなくなってしまうのではないか、と思う感覚・・・。
私自身も、なんとなく、うっすら、その感覚は理解できる。