いやぁ、単なる批判本ではない。
資本主義と社会主義の違いが
歴史に基づいて示されている。
あと、経済学という
形の無いものの根本的なパワーが
「パイの拡大」という言葉を
はじめとして描かれている。
あと、貿易にしろ、取引にしろ、
自発的意志に基づいて行われて
いるので、搾取されているとか、
損する取引だと思えば、
やめたらいい、というのは納得。
この本を読んで、
電気自動車のことを考えた。
脱炭素が重要ならば、
電気自動車の価格を下げたり、
補助金を増額して普及すればよい
と思う。
しかし、補助金の増額も困難だし、
電気自動車の価格引き下げも
なかなか難しいのが現状だと思う。
したがって、
そうした脱炭素と車の普及を
両立するために、
誰かがイノベーションするのが
資本主義の良い点だと思う。
脱炭素のためには、
リモートワークがよいだろうし、
自転車や徒歩は、脱炭素と同時に
健康に良いかもしれない。
ほんとに。