立春も過ぎて、季節は春に向かうと思いきや、庄内地方は風雪波浪注意報が発令されて思いっきり冬型の天候になっています。 もっとも、立春とは冬のピークを越えて春に向かう分岐点ですので、一年で最も寒い時期にかわりはありません。
寒さはまだまだ続きます。
とは言っても、立春が過ぎれば季節は確実に春へと向かいます。
少しずつ、少しずつ、暖かさが近づき、白鳥たちの北帰行も間近です。
先週の暖かさに、すでに北へと旅立ったせっかちな白鳥もいるようですが、庄内平野ではまだたくさんの白鳥たちを見ることができます。
それにしても、この時期の白鳥たちは、皆どこか寂しげなように見えます。もうじき別れの時が来ると分かっているからでしょうか。
そして、こんな時期の白鳥たちには、雪よりも黄昏が似合うような気がするのです。