五十の山と風を豊に和む

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距離信仰を疑う・常識を疑う

2013-06-09 19:39:10 | 身体理論
ある程度のレベルのランナーの話です。


元ジャイアンツ桑田真澄さんも、公務員ランナーの川内優輝さんも、まったく同じ言っています。

「練習量じゃない。常識を疑え」と。

長時間の練習で、低い集中力の持続に慣れてしまうと、本番で、高い集中力を発揮することができなくなるということ。

これは、メンタルの話です。


ファジカルでも同じです。過負荷の原理、いわゆる、①カラダに負荷、ダメージを与え、②休息し、③超回復する。


短時間で、質の高い、理にかなった練習をすることにより、好循環のサイクルへと入ってくるのですね。

このサイクルにはめていかないと、好循環はしない。

距離信仰にたよると、やみ雲に、自己満足的に、ただ漫然と「義務感」だけの練習になってしまう。


月間の目標走行距離400キロとか500キロとかはっきりいて、意味がないわけです。


ぼくが、今年、トレーニングのバイブルとして使用している教本。

「毎日、長い距離を走らなくてもマラソンは速くなる!」は、同じことを言っています。


距離信仰に陥らないこと。



私が、今年シーズンから、取り入れている練習方法は、本の内容のとおりです。

ショート・インターバル・トレーニング。SIT…坂道全力ダッシュの導入、250m×10

ファルトレク。…トレイル・ランの導入。山を2時間~3時間。

LSDを一切、しない。…LSDをするぐらいなら、自転車トレーニングを行い、筋力を高める。

全力走の導入などなど、


はっきり言って、苦しいだけで何にも楽しくないことも多々あります。


でも、ここから逃げていると、皮が剥けないことになります。


(ただし、相当の覚悟がないと、モチベを保つことは、すごくすごく難しい)



以上は、ある程度のレベルのランナーの話です。

入門ランナーは、走った分だけ、速くなります。間違いなく。


トライアスロン日本選手権7回優勝の田山選手の体を見るといつも思います。


この、いかにも重そうな体で、どうして5000mを14分台で走れるのか??




「常識を疑え!!」

この先、強くなりたいのなら、固定観念とか、思い込みとか、一度捨てることが必要ですね。



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