コミュニケルーム通信 あののFU

講演・執筆活動中のカウンセラー&仏教者・米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

淡い溜息

2021-01-11 | Weblog
(画像はWikipediaより拝借)

五十年経てなお慕う人がありスノードロップの淡いためいき       海昭子 
               
「雪の花」の別名を持つ、かれんな花です。半世紀を経てもなお大切に想う人がいます。うつむいた優しい花の姿は「初恋のため息」をついているようにも見えました。

再び(2018年2月以来の)大雪に振り込められて途方に暮れ、或いは寂寞感を覚えた昨日今日である。そんな時、ふと脳裏をかすめたのが冒頭の、ラジオ深夜便の誕生日の花と短歌の故・鳥海昭子さんの歌である。
このような歌を想ひ出すというのも、ほんのちょっぴり心の余裕が出てきたのだろうか。

それは、拙ブログ開設以来、互いにフォローしあっているM.mさんから大雪お見舞いのメールが届いたことに起因するのかも。
彼女は折々にお手紙やお心尽くしのお品を頂く。他のSNSでも交流があるが、未だお会いしたことはない。でも本当にお心のやさしい方である。
私が生涯かけて提唱してきたカウンセリングマインド「他人(ひと)の痛みの解る」心をお持ちの方である。とても感謝している。
北陸の大動脈である北陸道も国道8号もストップ、鉄道もバスも運休、昨日も今日も新聞は来ない。スーパーもコンビニも商品棚はガラガラだと言ふ。されど人々は黙々と除雪作業をしている。

冬はまだこれからなのだが、ひたすら春を待ち侘ぶyo-サンでした。
しんしんと雪降る夜に。



この記事についてブログを書く
« 年末年始 近況・心境 (補... | トップ | 感謝!雪害お見舞い »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事