「生涯引きこもり」と宣言された私の、超豪華オプション生活

 登校拒否となり、生涯ひきこもりであろうと決めつけられて四半世紀。社会人として生きる記録。#発達障害 #自閉症 #ニート

国立支援機関から、傷口に毒を盛られた、私の実体験

2018-06-16 22:35:26 | バカの壁

思い出される。2013年ごろ私の受けた、愛知県障害者職業センター(国立)での「支援」

 出版社社長のブログ記事で、神奈川県横浜市にある発達障害者支援センターの活動が紹介され、読んでいるうちに自分の実体験が鮮明に思い出されました。

文章内容は2013年の私の経験です。というのも愛知県障害者職業センターは2014年秋時点の情報で、就労経験のある人への支援をしなくなりました。これは掲示板「2ちゃんねる」で障害者職業センターのカウンセラーたちが、高学歴の発達障害者への支援を非常に困惑し嫌がっていることを赤裸々に書きなぐっていたころの、私の実体験です。

 

当時の自分は会社でのパワハラで極度のうつ状態となり、医師から休職を言い渡され、職場復帰を少しは願っていましたが、当時は医療保険のリワーク型デイケアの数が少なく大人気で〈今は閑古鳥が鳴いていて随分状況が違います〉、狭義の「うつ病」の人しか利用できない社会状況〈今はアスペルガー系もパーソナリティー系も大歓迎〉でした。

トヨタ自動車の産業医であるうつ病専門病院(もう固有名詞特定できる人いますね。日本の精神科病院トップの率いる病院ですよ)に掛かっていましたがリワーク利用を拒否されたので、当時最新の発達障害者向け就労プログラムを持っていると触れ込まれていた国立の愛知県障害者職業センターに行きました。

3か月待ちでようやく面接した最初から、女性のカウンセラーは私の話も聞かないで「東大出の人もいるよ。仕事辞めようよ。楽な人生あるよ」と、猛烈に説得されました。

自分は職場復帰しに予約を入れ名古屋駅の西口まで交通費1500円支払ってきたのにこの有様なので、即座に受付窓口に行きカウンセラーチェンジを要求し、別のIカウンセラーが私の担当になりました。

その担当は月一度のペースで面談し、医師の復職許可が出たところでようやく私の職業能力検査をしました。カウンセラーは前任者とは異なりカウンセラー的な対応を私に行い、また検査内容も妥当なものだと思われました。

当時所属していた会社から復職を拒否され会社都合退職に追い込まれたのを見計らい、カウンセラーはついに本論を私に言いました。

「楽な仕事あるよ。」

それは何か、月収いくらくらいかと尋ねると

14.5万くらいですねー」

との答えがありました。それでは家族を養えないではないかと言うと

「生活保護を受けることが前提となります」「楽な人生がいいじゃあない」

とのことでした。さらに

「障害者職業センターを今後も利用したければ、障害者就業・生活支援セターとの縁を切りなさい」

との指導がありました。

大変おかしな話だと、復職可能認定を受けるまで回復していた当時の自分はやり取りを通して思いました。しかし口には出さず、逆にカウンセリングマインドで「うんうん」とカウンセラーの本音を聞き出しました。

障害者職業センターのカウンセラーは、マクドナルドでのバイトから始まり福祉職約7年(当時)とトヨタ系製造業約10年の正社員職歴と経験を詳細に聞き出し、厚労省のシステムの裏付けまで得て知っています。自分の学歴もよく知っています。その上で、上記のような対応をしました。最初の女性のように、私の経験など全否定。「発達は東大出も福祉就労(単純作業に特化した大部分の障碍者雇用枠を含む)でなければならない」という固い信念でした。さらに、法律で特別に定められた国立唯一の機関でありながら、何と自分のところで囲おうとし、私に有効なアドバイスをしている相談機関と強いて絶縁させようとしました。

話を聞いて心は完全に決しました。

「家族と相談し、よく考えます」とニコニコお辞儀をして、カウンセラーにあいさつし、ビルを出る時に靴の裏の塵を払いました。「靴の裏の塵を払う」という行為は聖書に出てくる「こいつとは永遠にさよなら」という表現です。

その後私は、職安専門窓口でへんちくりんな指導を受けて困る。リワーク利用を愛知県では認めている就労移行支援事業所を卒業しようとしたところ妨害され法的措置をちらつかせてようやく脱出する、など紆余曲折を経て別の、給料20万以上の仕事に就いています。就職したベンチャー企業の倒産、介護保険方面への転換の失敗、放課後ベンチャーに実績を利用されて騙され抗議したら解雇され裁判所経由でようやく給料をもらえる、などさんざんなことを経て今の障害者介護の仕事をしています。

そうだ、自分は当時、傷口に毒を盛られたのだと、思い出されました。しかも国立の、採用から1年以上給料もらいながら専門教育された人たちから。

世にも恐ろしい、誠に恐ろしい、真実の物語。