地域医療の権威とされる森田洋之先生から、素晴らしい動画が回ってきた。
https://www.facebook.com/100002205402369/videos/432740381751004
〈リンクを新しいタグにコピペしていただければ動画が流れるはずです〉
減薬に成功し、介護度が減り、切り干し大根を作っておられる方。
ついでに冒頭動画の舞台である、「いろ葉」〈小規模多機能型介護施設〉さんの紹介動画も張っときます。
介護施設は介護だけかーー過疎化に高齢化、耕作放棄地が広がる故郷で畑を再生する介護士 - 佐々木航弥 | Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム
素晴らしいと思ったので、拡散します。
でもこの光景、25年以上前から言われていたことです。
薬で「問題行動」は減るが、人間でなくなる。と。
若いころは三好春樹先生がよく、語ったいたことだと思い出される。
「おむつ外しが学会」 なつかしいなあ。
私が経験した障害者施設でも、この種のことは後を絶えない。
薬の弊害が余りにもひどいから、20年前に勤務した施設の看護師が職員会議で、新しいドクターの処方は多量多剤でひどいことになっている。前ドクターの薬量にするからな。などというものすごい越権行為を宣言して、私を含め皆で黙認したことが思い出させる。
多量多剤で禁断症状発生し、それを抑えるためにますます薬が増え、どんどん人間でなくなり寝てばかりになった。という人を担当したこともある。保護者にドクターチェンジを示唆したが受け入れられず、薬害にはどうにもならなかったことも、思い出される。
家族が薬で「問題行動」を抑えよう。ということであっても、意思は尊重しなければならないから。施設として「問題行動」への唯一合法で有効な対処が多量多剤系の医師との連携なら、従業員は服従しなければならないから。
だからこういう情報は朗報だ。
薬の調整は、森田先生のような志と知識のある先生と、やることだと私は思う。