星・宙・標石・之波太(しばた)

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原発とメディア

2013-01-22 20:28:15 | その他
今日は第4火曜日です。柴田町太陽の村で星を見る会の開催日でしたが、あいにく南岸低気圧の影響で
当柴田町は朝から雪降りとなりました。
昼頃、雪降りから雨に変わりました。夕方には雨は止みました。
が、雲が全天を覆い、半月過ぎの月も見えません。中止です。

1月10日、新聞労働組合連合(東京)は、平和・民主主義の確立、言論・報道の自由などに貢献した記事を
表彰する「第17回新聞労連ジャーナリズム大賞」に、朝日新聞の「原発とメディア」を 選定したと発表し
ました。
選考理由として「新聞が原発についてどう報じてきたかを検証、分析した唯一の記事」としている。



2011年10月にスタートした朝日新聞の連載「原発とメディア」が2012年12月28日、終わりました。
10テーマ、計306回にわたる報告からは、原発報道をめぐる様々な反省点と教訓が改めて浮かび上がった。
今後に生かすには、問題の検証を怠らない姿勢が必要となる。
メディアは原発とどう向き合ってきたのか。連載にたずさわった編集委員と記者の8人が話し合った。
この内容 (朝日新聞デジタル(有料):検証継続が報道の責務 記者座談会〈原発とメディア〉)に掲載されて
います。

各シリーズと概要
(1)「平和利用」への道:40回:被爆国・日本で「核」が電力に利用された経緯を検証(上丸洋一)
(2)容認の内実:38回:朝日新聞の条件つき原発容認社論「イエス・バット」が成立した過程に迫る(同)
(3)対立のはざまで:28回:1980年代以降相次ぐ原発事故の後追いに終始したメディアの混迷(川本裕司)
(4)安全神話の崩壊:14回:警鐘を鳴らさなかったメディアと東電福島第一原発事故後の反省(同)
(5)司法:22回:原発反対派が起こした訴訟にどう向き合ってきたのかを探る(河原田慎一)
(6)青森・下北半島:45回:原子力施設が押しつけられた本州最北の地に対するメディアの姿勢(隈元信一)
(7)福井・若狭湾:39回:「原発銀座」の推進構造と反対派住民らの闘いを描く(永井靖二)
(8)マネー:33回:電力業界からメディアに流れた巨額資金の実態と影響を検証(小森敦司)
(9)子ども:22回漫画、教科書、小学生新聞が原発を子どもたちにどう伝えたのか(原田朱美)
(10)3・11後:25回:原発事故後の記者たちの思いと行動、朝日の社説転換を検証(上丸、小此木潔)

昨年9月21日のブログ「プロメティウスの罠」にも少し書きました。
また、朝日新聞では、「原発とメディア」を2011年秋頃から連載を開始しました。
昨年5月8日から新シリーズ「青森・下北半島」が始まり、編集委員・隈元信一さんが担当しました。



7月7日まで45回連載されました。
原子力船「むつ」について開発から廃船までを詳細に書いてありました。
また、メディアということで、青森県八戸市に本社がある「デーリー東北」新聞社が何度となく、登場します。
懐かしい記者の名前を見かけました。
管理人の故郷の青森県南部地方の名前が多く出てきて懐かしさを感じたところでした。