星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

東日本大震災から4年

2015-03-11 23:42:14 | その他
2011年3月11日(金)午後2時46分、あなたは何をしていましたか?

NHK仙台のテレビ番組「てれまさむね」が9日、10日と角田市の仙南シンケンファクトリー
から生中継がありました。
10日は、宇宙関連コーナーの出演依頼があり午後3時頃からリハーサル等のあと午後6時から
生放送、午後6時50分で放送が終わりホッとしてアナウンサーの谷地さん、アシスタントの
菊池さん、青山ディレクターに挨拶し撤収もそこそこに帰宅しました。

翌、11日の午後、昨日の撤収作業を仙南シンケンファクトリーで終え、角田市市民センターへ
向かいました。市民センターには角田市文化協会が事務所を構えています。
阿武隈天文同好会の文化協会会費の納入のためです。
会費の支払いを終え、市民センター内にある角田市図書館に向かいました。
角田市の郷土史に興味があり、文献調査をしていました。
書架脇のソファーで文献を読んでいました。

14:46、図書館内のため、マナーモードに設定していた携帯電話がブーブーと振動し、
確認したところ、
エリアメールで緊急地震速報「宮城県沖で地震発生。強い揺れに備えて下さい(気象庁)」
警告の意味があまり理解できないうちに、今まで経験したことがない、
大きな揺れがやってきました。それも長時間です。

図書館の職員が書架から離れて下さいと叫んでいましたが、管理人のいた場所は、書架と
書架に挟まれた場所のため、脱出できませんでした。
転倒防止のスチールアングルが折れ曲がり、書架から本が落下しました。
書架に囲まれていて、生きた心地がしませんでした。

揺れがおさまってから図書館を出て、自宅に携帯で電話するもつながらず、近くの公衆電話
から電話するもつながらず。
急いで車で自宅に向け走る。途中、信号機が傾いていました。塀や屋根の倒壊も目立ちます。
道路には地割れがあります。
いつもなら所要時間15分程度が30分くらいかかり自宅に着きました。

その後は、余震に怯えながら停電で真っ暗な夜を迎える。
その夜は、半月前の月明かりがあったものの天の川が見える星空であった。
外灯がないとこんなに星が見えるものかと感心。
停電、断水、電話不通、生活物資不足の生活が続く。

我が家での生活がもとに戻った頃(2011年4月上旬)から、宮城県南部の沿岸部の市町で
被災地支援等の活動を自分の出来る範囲で行っています。
最初は、宮城県沿岸部の最も南の「山元町」でした。

明後日、3月13日(金)宮城県山元町で被災地応援のイベントがあり参加します。
「HANA SAKASO プロジェクト」です。
東日本大震災から4年たっても、応援、支援を求める人がたくさんいます。

皆様の応援等をお願いいたします。

NHKの谷地アナウンサー、青山ディレクター、菊池さん。
仙台放送局から異動されたと、風の便りで伺っています。お元気ですか。
各地の放送局でご活躍を祈念しております。