星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

槻木駅前星空観察会

2012-07-28 22:52:32 | 
当地、宮城県柴田町(宮城県南部)は7月26日、梅雨明けをしました。
本日の最高気温は30度超えの真夏日、日中うだっていました。

夕方になり、少し気温も下がってきた。梅雨明けしたので、柴田町駅前
星空観察会を再開したところです。
槻木駅前で19時30分に望遠鏡をセットしたところ、上弦の月と土星が
見えるのみでした。


約15人が望遠鏡を見て行く。
中には、30cmの望遠鏡を所有している青年がきたが管理人の望遠鏡を
覗かない、何倍の望遠鏡ですか?との質問にあ然とする。
どこのメーカーの望遠鏡か、聞く気が失せてしまった。

今まで何度か槻木駅前で見かけたが何をしているのか分からなかったという。
管理人の所有の天体望遠鏡は、普段見慣れた望遠鏡とイメージが異なるので、
天体観察会らしくない。という。

山元町から通っている女性もいたので、8月5日(日)山元町中央公民館付近
にて晴れていれば太陽を観察する望遠鏡を出すので見に来てネ。と話す。

20時30分には、天の殆どを雲が覆ったので、撤収することとしました。
残念ながら、望遠鏡で星を見ているところの写真撮影が出来ませんでした。






サイエンスデイ2012交流会

2012-07-27 23:20:59 | 宇宙
7月15日(日)、東北大学川内北キャンパスで、
学都「仙台・宮城」サイエンスデイ2012が開催されたことを書きました。

本日、東北大学片平キャンパスで交流会が開催され、出席してきました。
昨年度から始まったサイエンスデイAWARD2012の表彰式が行われました。
企業、官公署、小学校6年生の「おどろいたで」賞等34個人・団体から
計37賞が授与されました。
選考理由と副賞の発表がユニークで大好評でした。


交流会では多くの方と名刺交換をさせていただきました。
管理人は、今回で最後かもしれないということで、お別れも
合わせて行なってきました。

天文仲間の仙台X高校校長の芳春先生とは、昔、仙台市天文台で
一緒に活動した、宮城県南郷町の酒造メーカーの息子の
川名順造さん(兄弟が後をついでいる)の実家の酒「黄金澤 大吟醸
杜氏五代」を美味しく頂いてきました。(一番手前の酒)


交流会の楽しみに宮城県を代表する日本酒10種の飲み比べです。
セレクトはNPO法人natural science の大草芳江さんです。

今回が最後かもしれないので、大草さんと一緒に記念写真を


大草さんは大変精力的な方です。
宮城県南部(角田市、柴田町等)でサイエンスデイに出展し、子どもに
科学の不思議や体験することで科学離れをくい止めや企業の宣伝を少し
行なってもよいという企業の方、管理人まで連絡をください。

交流会で、中学・高校生からJAXAに入るにはどのような勉強をすれば
よいのか、との質問も受けました。
同郷の花松先生と30年ぶりでお会いしました。
と、いろいろあった交流会でした。

三角点・鷲足・山元町

2012-07-27 22:19:38 | 標石
今回の四等三角点は、亘理郡山元町大字大平にあります。

点名:鷲足(わしあし)
種別:三等三角点
基準点コード:TR35640768901(旧TR35640767901)
緯度: 37度59分04.0194秒
経度:140度52分22.4466秒
標高:4.27m
所在地:亘理郡山元町大字大平字新平108-2
備考:昭和55年7月に標石が設置されている。
    2011年8月5日、改測されている。
撮影:2010年5月14日
   

三角点は、山下揚水機場の中にある


山下揚水機場は、常盤自動車道、山元ICに隣接する
正面に山元ICが見える


三角点は、山下揚水機場内(フェンスの内側)にあります。
となりの畑で農作業している人に中に入る方法を伺ったところ、
フェンスを跨いで入ればとのアドバイス(?)を受けました
この施設の管理者さん申し訳ありません、無断で入らせていただきました


三角点周辺


【三等三角点(鷲足)】



三角点・深山・山元町

2012-07-26 20:58:42 | 標石
今回の四等三角点は、亘理郡山元町大字山寺にあります。

点名:深山(しんざん)
種別:三等三角点
基準点コード:TR35640765801(TR35640764801)
緯度: 37度57分38.1263秒
経度:140度51分11.2982秒
標高:286.71m
所在地:亘理郡山元町大字山寺字新山49
備考:明治33年4月に標石が設置されている。
撮影:2010年5月31日
   

アップルラインを南から北に向かう、左側に菱沼の郷が見える


菱沼の郷のゲート、深山自然観察路はこの中にある


深山自然観察路の案内看板


深山の山頂


【三等三角点(深山)】


深山から東側の太平洋を望む・2010年5月撮影
2011年3月11日の東日本大震災でこの風景が一変しました。
震災後は、この山に登っていません。



●三角点の探訪記
先日、丸森町の山間部の三角点を探しに行ったところ、竹薮に進路を阻まれたので、
比較的道路の近くにある三角点を探すことに方針を変更。
7月26日、名取市の南西部の三角点・5座を訪座

セレストロン望遠鏡が「こうのとり3」で国際宇宙ステーションへ

2012-07-25 23:33:38 | 宇宙
本日、管理人の購入した望遠鏡の販売店「趣味人」のHPを見ていたところ
次の記事が載っていました。

C9.25は約24cmの口径です。管理人所有はC11で約28cmと一回り大きい。
ただ、仕様が違いますが、今度から国際宇宙ステーション(ISS)に
配備された望遠鏡より一回り大きい望遠鏡ですよ、と少し自慢しようと
思っている管理人でした。

C9.25


C11

以下、趣味人のHPから
セレストロン製品の搭載の採用は、光学系はもとよりCPCの優れた
性能がNASAに高く評価された証です。
この一報を聞いた時、CELESTRONショールームとしてとても誇らしく
思わず「おぉ!やった~!」と歓喜の声を上げてしまいました。
ドッキングが成功したくさんの成果があることを今から祈っています。
更に、撮影システムでは、セレストロン CPC9.25にStarizona社HyperStar、
キヤノン EOS 7Dを組み合わせ「ISERV Pathfinder」と名付けられています。
採用されたHyperStarも日本の代理はシュミットです。
HyperStar Systemは副鏡を補正レンズに交換することで、シュミット
カセグレン鏡筒をハイスピードカメラ化するアイテムです。
変換後のF値はなんと「2」。これまでには考えられなかった短時間露出で
星雲、星団の姿を捉えることができます。
HyperStarを取り付けるためには、鏡筒がFaster対応である必要があります。

この機会に国際宇宙ステーション(ISS)に配備される望遠鏡と同じ
システムをご検討されてみてはいかがでしょうか!

ISSに搭載されたシステム

以下、本日発表の報道資料を掲載いたします。

世界最大の天体望遠鏡メーカーである米国セレストロン社のシュミット
カセグレン望遠鏡CPC9.25が無人補給機HTV(愛称「こうのとり」)3号機に
搭載され、H2Bロケットにより本日午前11時6分18秒(日本時間)に種子島
宇宙センターから打ち上げられました。「こうのとり」は27日夜には国際
宇宙ステーション(ISS)に到着し、ドッキングする予定です。

今回の宇宙行きは米国航空宇宙局(NASA)と米国国際開発庁(USAID)の
合同プログラムであるSERVIR(地域可視化およびモニタリングシステム)
にCPC9.25が採用されたことで実現しました。CPC9.25を使用してISSから
地球上を撮影した画像を提供することで、環境モニタリング、大気汚染と
公衆衛生、気候変動と生物多様性などの分析、短期的な天気予測、災害
モニタリングとアセスメントなどに役立てられます。

撮影システムはセレストロン社CPC9.25にStarizona社HyperStar、キヤノン社
EOS7Dを組み合わせたもので、ISERV Pathfinderと名付けられています
※システムの詳細は以下のURLをクリックしご覧ください。
(PDFファイル)
http://www.syumitto.jp/ISERV_Pathfinder/SERVIR_NASA.PDF

今後、「こうのとり」によってISSまで運ばれたCPC9.25は、米国実験棟
「デスティニー」の観測用ラック(WORF:Window Observational Research
Facility)に取り付けられ、2012年11月1日頃より試験を開始、年末には
画像が地上に送信される予定です。