星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

三角点・窪作・山元町

2012-07-25 17:26:40 | 標石
今回の三等三角点は、亘理郡山元町大字坂元にあります。

点名:窪作(くぼさく)
種別:三等三角点
基準点コード:TR35640770201(旧TR35640679301)
緯度: 37度55分01.0440秒
経度:140度54分39.7359秒
標高:31.27m
所在地:亘理郡山元町大字坂元字窪作15-1
備考:明治33年9月に標石が設置されている。
    平成23年8月12日、改測されている。
撮影:2010年6月3日


三角点は、坂元の薬師堂神社の裏から登る
2010年当時は、基準点成果等閲覧サービスに「窪作」の
点の記は添付されていなかった


神社の参道


薬師堂の社殿の裏を通って三角点に向かう


三角点付近
   

【三等三角点(窪作)】



太陽の村・星を見る会

2012-07-24 23:40:05 | 
毎月第4火曜日は柴田町自然休養村「太陽の村」において、
星を見る会の開催日です。
広報しばた お知らせ版7月15日号で開催案内を掲載していただいています。
テーマ「春から夏の星座を見つけよう」
夏休みに入って最初の開催日です。
19時30分少し前に到着。
望遠鏡をセットし、準備万端。
しかし、お客さん、我々のメンバーも来ません。
雲が多いものの、月、土星、火星、春から夏の星座も雲間から時々見えます。
終了時刻の20時30分。撤収する。結局、誰も来ませんでした。
太陽の村から降りてくると全天が雲に覆われています。
太陽の村は、標高200mのところにあります。
町民は、曇っているので、太陽の村に足を向けなかったのでしょう。
当地、柴田町のある宮城県南部は、東北地方南部になります。
まだ、梅雨明けをしていません。
26日頃と予報されていますが・・・・

三角点・大日向・山元町

2012-07-24 23:09:53 | 標石
今回から、宮城県亘理郡山元町に入ります。

今回の三等三角点は、亘理郡山元町大字根元にあります。

点名:大日向(おおひなた)
種別:三等三角点
基準点コード:TR35640668801
緯度: 37度54分24.8116秒
経度:140度51分25.2650秒
標高:287.77m
所在地:亘理郡山元町大字根元字上山
備考:明治33年9月に標石が設置されている。
    昭和44年5月22日、観測されている。
撮影:2010年3月26日


丸森町と山元町の境、小齋峠から南へ向かう県道245号線
小齋峠から数100mのところに車を停め、山道を登る


少し登りはじめて振り返ったところ、県道が見えている


途中、金華山(235m)を経由する


三角点付近・この山は「音羽森」と呼ばれている
丸森町と山元町の境界に三角点はある

   
【三等三角点(大日向)】



水準標・亘理町

2012-07-23 21:27:07 | 標石
宮城県南部の三角点、水準点の踏破を目的としている管理人です。
2010年5月14日、国道6号線沿いの一等水準点を探していました。
「5565」を探していたところ、点の記にあるJA SS吉田給油所の
向かいにあるはずの水準点が見つかりません。
給油所が撤去され更地になっていたのです。
更地の角に見なれた標石がありました。


更地の角に標石

標石のアップ

更地になった給油所跡

管理人の自宅から亘理町まで30~50kmあります。
当初は、往復とも自転車でしたが、時間がもったいない、老人には坂道も
あり体力的に厳しくなったので、車に自転車を積んで近くまで行き、
コンビニで買い物をして、駐車場にしばらく駐車させてくださいと、許可を
得て、三角点、水準点を探しまわっています。
自転車だと、きょろきょろでき、思わぬ掘り出し物に出会うことがあります。

今回の掘り出し物です。
全長:125cm、うち磨き部:32cm
15.2cm×15.2cm角
宮城縣/水準標/??號の刻字がありました。
(参考:他市町村にあった水準標には設置年月の刻字あり)





宮城県の標石仲間に相談したところ、拓本を行うようアドバイスをいただきました。
柴田町の拓本グループに相談したところ、何と亘理町の元郷土資料館長さんが毎週
柴田町で拓本グループで活動しているとのこと、早速紹介していただきました。

元館長といろいろお話している中で、給油所のどのへんにあったのかの調査、
また、このままでは亡失する可能性があるので、しかるべきところに保管できないか
等のお話をさせていただきました。

その後、元館長さんから
設置されていた場所は不明とのこと。
この標石は、亘理町立郷土資料館に保管したこと。
拓本については、風化が進んでいるため難しいとのこと。
でした。

2012年6月28日、近くを通りかかったので、見たところ更地にコンテナハウス、
仮設便所等震災復興資材置き場となっていました。
邪魔な石と見る人がいれば、廃棄されてしまっていたかもしれません。


難を免れた標石です。
拓本をきちんと行い、郷土資料館に展示されることを夢みる管理人でした。







角田市立藤尾小学校星空観察会

2012-07-22 21:55:13 | 
角田市立藤尾小学校の子供会育成会主催の星空観察会が7月20日(金)開催されました。


2007年から1学期の終業式の夜、毎年開催されている定例行事です。
19時からの開会であり、夕方月齢2の月が西空の低空に見えていますが、学校の立地条件
で西に木立があり、低空の月は見えません。
未だ、薄明中でもあり、30分程度、今日見る天体の事前学習、この夏の主な天文現象の紹介
をスライドで説明を行うこととし、その後、校庭で望遠鏡3台にて土星、夏の星座の観察を行う、
計画をたてました。

今年は、残念ながら霧雨模様で星空は見えませんでした。
図書室にて児童30名、保護者20名が集まり、当会Sさんがスライド上映を行いました。
小学校低学年の児童も多くいることから、1時間程度で終えました。

スライド上映中の写真を撮影と思っていましたが、出来ませんでした。
育成会の南條会長さんが恒例の感想文を書かせているところです。


今までの晴天率は約3割です。
東北地方南部では、梅雨末期での開催のため、雨の場合が多いとの記憶があります。
保護者も楽しみにしている方も多くいます。
来年こそは・・・・