星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

キャリア教育フォーラム

2013-01-26 20:35:15 | その他
昨年9月5日、宮城県の人材育成情報誌「オガーレ!」について書きました。
宮城県では、未来の産業人材を育成するため、小学校から大学、企業までを接続するキャリア教育の
視点を持って、人材育成に関する情報誌(オガーレ!)を発行し、情報発信を行う未来産業人応援業務
の一環として、キャリア教育フォーラムが本日、仙台市青葉区にある仙台市科学館にて開催されました。



内容は、
リレー講演:理科・ものづくりの現場から地域の人材教育を考える
・平出 亜さん(応用地質KK)
・佐藤光雄さん(東北リコーKK)
・三浦 清さん(宮城県古川工業高等学校)
パネルディスカッション テーマ「継続的な人材育成のために」
 パネリストは上記3名
 司会:阿部清人さん(せんだい泉エフエム放送KK)


13:30~15:00まででした。
内容が濃いだけにもう少し時間をとってほしかったと思いました。

管理人も学校に出向いたり、来ていただいて、中学生、高校生にお話していますが、現場経験が少ない
ことから今回の講演は大変参考になりました。

古川工業高校の三浦先生には、同校のOBが管理人の友人であることや同校生徒がロケット関連の職場
に就職したエピソードをお話されたこともあり、講演終了後、少しお話させていただきました。



まちフェス~伊達ルネッサンス~

2013-01-25 23:37:01 | その他
生涯学習支援者集団 村田班様

突然のメール失礼いたします。
以前、トヨタ財団様の授与式でご一緒いたしました、
山元町の阿部(一般社団法人ふらっとーほく)と申します。

このたび、トヨタ財団様の助成事業としまして「まちフェス~伊達ルネッサンス~」を開催いたします。
明日より約一ヶ月、22のプログラムを準備いたしました。
是非みなさま、お時間ございましたらご参加いただけたら幸いです。

どうぞ今年もよろしくお願いもうしあげまます。
【まちフェス~伊達ルネ~】-----------------------------------------------------------
亘理・山元・新地であたらしい22のチャレンジがうまれました。
地元で活動する若者、奥様、アーティストや頑固おやじらが自ら”達人”となり22のチャレンジを
体験プログラムとして実施します。
それが「まちフェス~伊達ルネ~」です。

たとえば
・こたつに入って夜空を眺めたり
・お寺で朝まで鍋を囲み語らったり
・地上絵をかいてみたり

プログラムは各回予約制です!
みなさまお誘い合わせのうえ、是非ご参加ください

との案内メールがきました。
早速、HPにアクセスしたところ、次のプログラムに目が止まりました。
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略して天プラ! みかんもあるよ!
天然プラネタリウムinこたつ
2013/01/25(金)
19:00~21:00
開催場所:山元町小平農村公園
「満点の星空を眺め夜空を想う。野外こたつで暖をとりながら過ごすロマンチックな夕べ。」
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代表の阿部さん、担当者の岩佐さんに連絡をとり、望遠鏡を持って押しかけました。
当地柴田町船岡は夕方から雪降りとなりました。山元町の天気が気になるところです。
角田山元トンネルを抜けると月が見えます。晴れているのです。

会場では、鍋の支度、屋外ではこたつ、ストーブの準備をしていました。
19時に開始です。当初10人程度でしたが、最終的には20人以上来られました。
時折雪雲の通過で星が見えなくなります。
また、月齢13の月が煌々と輝いています。
あまり星が見えません。
主催者側は、こたつに入って星が見えればよいといのことでした。



セレストロン28cmで月、木星を見てもらいました。
77mm双眼鏡でスバルを見てもらいました。


小平地区の人、亘理町の人から星を見る会を企画するので来ていただきたいとの
要請がありました。都合が付けばOKとの返事をして、21時過ぎ帰路につきました。





水準点・2170・名取市

2013-01-24 23:28:40 | 標石
今回の一等水準点は、名取市にあります。

点名:2170
種別:一等水準点
基準点コード:L010000002170
緯度: 38度07分45.2516秒
経度:140度52分27.8911秒
標高:3.5296m(2011.7.29改測)
   3.7779m(2006.9.17観測)
東日本大震災で、約25cm沈下しています。

所在地:名取市本郷字観音224-1先
備考:平成18年9月に標石が再設されている。
撮影:2013年1月24日


国道4号線を北上、名取市本郷交差点

交差点の左奥

交差点付近民家の手前に標示板(赤矢印)が見える

先日降った雪は、道路にはないが道端に除雪した雪が残っている

水準点は地下埋設法、鉄蓋使用

鉄蓋を開けたところ、金属標

【一等水準点(2170)】



小惑星「アポフィス」

2013-01-23 22:16:12 | 
1月10日、NASAは、2036年に25万分の1程度の確率で地球との衝突の可能性があるとされていた小惑星
(99942)「アポフィス(Apophis)」について、9日に地球に最接近(約1,450万km)した際の観測、及び
2011年と2012年に地上望遠鏡で観測した最新のデータを用いて再評価したところ、2036年4月13日の
最接近時の衝突確率が100万分の1以下となり、実質的に衝突の危険性はなくなったと発表しました。


アポフィスの軌道。323.5日周期で地球に近い軌道を回る。(ステラナビゲータで作成)

アポフィスは、地球軌道のすぐ外側から金星軌道付近までの楕円軌道を323日かけて公転しているため、
地球との接近を繰り返します。2036年以降も2105年までに僅かながらも衝突の可能性がある接近が17回
程度発生すると予想されているが、2029年の接近時に受ける地球の影響、同小惑星の質量、自転軸、
アルベド(太陽光反射能)や太陽光吸収率、熱放射、近くを通る他の小惑星からの重力等、多くの要素が
影響するため正確な予測は困難であるという。

2004年に発見された当初は、2029年4月に地球との衝突確率が2.7%あると発表されていた。その後の
観測で衝突の可能性はなくなったものの、2029年4月13日の最接近時には中部大西洋上空31,300km以上
の所を赤道に対し40度の角度で通過すると予想されています。

また、1月9日、ESA(欧州宇宙機関)は、赤外線天文衛星「ハーシェル(Herschel)」(2009年5月14日
打上げ)が5~6日にアポフィスを2時間にわたって観測し、平均直径と反射率(アルベド)を従来の推定値
270±60mと0.33から325±15mと0.23に修正したと発表しました。
この結果、直径で20%、質量または体積が75%の増加になるとのこと。

2013年2月中旬に40mサイズの小惑星2012DA14が、もっと近い27,680km程度の所を通過するが、問題ない
とされています。

管理人が役員となっているNPO法人日本スペースガード協会では、岡山県井原市の美星スペースガード
センターにて次の観測を行なっています。

口径1.0-m望遠鏡で撮影した小惑星 (99942) Apophis
撮像 2012年12月21日 04時34分-05時00分(JST) 露出時間 各120.0秒
http://www.spaceguard.or.jp/ja/index.html



原発とメディア

2013-01-22 20:28:15 | その他
今日は第4火曜日です。柴田町太陽の村で星を見る会の開催日でしたが、あいにく南岸低気圧の影響で
当柴田町は朝から雪降りとなりました。
昼頃、雪降りから雨に変わりました。夕方には雨は止みました。
が、雲が全天を覆い、半月過ぎの月も見えません。中止です。

1月10日、新聞労働組合連合(東京)は、平和・民主主義の確立、言論・報道の自由などに貢献した記事を
表彰する「第17回新聞労連ジャーナリズム大賞」に、朝日新聞の「原発とメディア」を 選定したと発表し
ました。
選考理由として「新聞が原発についてどう報じてきたかを検証、分析した唯一の記事」としている。



2011年10月にスタートした朝日新聞の連載「原発とメディア」が2012年12月28日、終わりました。
10テーマ、計306回にわたる報告からは、原発報道をめぐる様々な反省点と教訓が改めて浮かび上がった。
今後に生かすには、問題の検証を怠らない姿勢が必要となる。
メディアは原発とどう向き合ってきたのか。連載にたずさわった編集委員と記者の8人が話し合った。
この内容 (朝日新聞デジタル(有料):検証継続が報道の責務 記者座談会〈原発とメディア〉)に掲載されて
います。

各シリーズと概要
(1)「平和利用」への道:40回:被爆国・日本で「核」が電力に利用された経緯を検証(上丸洋一)
(2)容認の内実:38回:朝日新聞の条件つき原発容認社論「イエス・バット」が成立した過程に迫る(同)
(3)対立のはざまで:28回:1980年代以降相次ぐ原発事故の後追いに終始したメディアの混迷(川本裕司)
(4)安全神話の崩壊:14回:警鐘を鳴らさなかったメディアと東電福島第一原発事故後の反省(同)
(5)司法:22回:原発反対派が起こした訴訟にどう向き合ってきたのかを探る(河原田慎一)
(6)青森・下北半島:45回:原子力施設が押しつけられた本州最北の地に対するメディアの姿勢(隈元信一)
(7)福井・若狭湾:39回:「原発銀座」の推進構造と反対派住民らの闘いを描く(永井靖二)
(8)マネー:33回:電力業界からメディアに流れた巨額資金の実態と影響を検証(小森敦司)
(9)子ども:22回漫画、教科書、小学生新聞が原発を子どもたちにどう伝えたのか(原田朱美)
(10)3・11後:25回:原発事故後の記者たちの思いと行動、朝日の社説転換を検証(上丸、小此木潔)

昨年9月21日のブログ「プロメティウスの罠」にも少し書きました。
また、朝日新聞では、「原発とメディア」を2011年秋頃から連載を開始しました。
昨年5月8日から新シリーズ「青森・下北半島」が始まり、編集委員・隈元信一さんが担当しました。



7月7日まで45回連載されました。
原子力船「むつ」について開発から廃船までを詳細に書いてありました。
また、メディアということで、青森県八戸市に本社がある「デーリー東北」新聞社が何度となく、登場します。
懐かしい記者の名前を見かけました。
管理人の故郷の青森県南部地方の名前が多く出てきて懐かしさを感じたところでした。