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企画展「江戸清吉コレクション」

2016-11-25 23:29:53 | 之波太:柴田
昨日、移動研修で午前は、多賀城市の東北歴史博物館でした。
午後は、亘理町立郷土資料館です。
企画展「江戸清吉コレクション~近代文学・美術作品の宝蔵~」
が開催中でしたので、館の担当者から概要を説明していただきました。
会場:郷土資料館 企画展示室(悠里館1階)


概要
江戸清吉コレクションとは、荒浜村(現在の亘理町荒浜)の豪商であった江戸家の4代江戸
清吉氏が収集した資料のことです。
収集された資料は、原稿や手紙、絵画など種類が豊富で、明治から昭和にかけて活躍した作家、
芸術家、思想家など幅広く集められているのが特徴です。
江戸清吉コレクションは江戸家で大切に保管されていましたが、東日本大震災によって被災し、
貴重な資料も大きな被害を受けました。
資料は文化財レスキュー活動によって救出され、現在は郷土資料館で保管しています。
郷土資料館では、資料の整理を進め何点かの作品には修復作業を施しました。
また、大学、研究機関と連携し、研究活動も続けています。
震災から5年が経過し、資料の概要も徐々に明らかになり、整理作業もひと段落したことから、
コレクションの中でも特に貴重な資料を公開いたします。 この機会にぜひお越しください。

江戸清吉さん

郷土しりょうかん第131号

展示予定の資料
•夏目漱石原稿
•森鷗外原稿
•石川啄木書簡
•芥川龍之介書簡
•与謝野晶子原稿
•谷崎潤一郎原稿
•川端康成原稿
•柳原燁子(白蓮)書簡
•齋藤茂吉はがき
•竹久夢二デザイン画





会場の様子



企画展「日本人とクジラ」

2016-11-24 23:23:34 | 之波太:柴田
移動研修で多賀城市にある東北歴史博物館において企画展「日本人とクジラ」を見てきました。



四方を海に囲まれた日本列島に住むわたしたちは、古くから海とのかかわりを持ち、多くの恵みを
海から授かってきました。「クジラ」もそうした授かり物のひとつで、その歴史は長く、古くは
縄文時代まで遡ることができます。
なかでも、宮城県は近代捕鯨の中心的基地をかかえ、クジラとのかかわりの深い地域でした。
「クジラ」は、ある時は食料として、ある時は祭の主役として、またある時は芸術の対象として
私たちの暮らしの中の様々な場面にあらわれます。
この展示では、日本人とクジラのかかわりを「クジラ文化」と捉え、それを紹介します。

東北歴史博物館入口

シロナガスクジラ椎骨・全長約24mのくじらの腰の付近の骨

世界のクジラ

左端は、この企画展の責任者Kさんから案内をしていただいた。
管理人とは、星仲間でもあります。

昭和27年頃の学校給食(復元):埼玉県学校給食歴史館
クジラの竜田揚げがおかずとなっています

テニスラケット、鯨筋ガットを使用

昭和35年、大洋ホエールズの日本シリーズ優勝記念品

昭和40年代、ホエールズのユニフォーム「重松省三氏」

映画「鯨と斗う男」左:高倉健、右:佐野周二

「め鯨」の手ぬぐい


阿武隈天文同好会・月例会

2016-11-23 23:25:45 | 
毎月第3月曜日は、阿武隈天文同好会の月例会ですが、今月は会場の丸森まちづくり
センターの都合により、21日(月)から23日(水・祝)と変更になりました。
参加者:4名
◎先月の行事報告
・11/7:角田市観察会、晴、会員・3名、客・24名
・11/14:丸森町観察会、曇、会員・3名、客3名(取材1社)
・11/11:越河小学校星を見る会、曇、会員・2名、児童等20名弱
・11/1~3:角田市市民文化祭、写真展示、太陽観望、隕石展示
・11/5~6:丸森町文化祭、写真展示
・11/15:アルデバラン食、Satさん観測、出現の写真撮影
◎来月の行事予定
・12/5:角田市観察会
・12/12:丸森町観察会
・12/10:角田市スターウォッチング、天体望遠鏡での天体観測、スライド上映、
     天候不良時のみ天文クイズ大会
・11/27:YACかくだ分団再結成式、会長出席、懇親会スピーチ
・12下旬の宇宙クリスマスは、コスモハウスの隣に学習棟の建設が予定されており、
  今年は中止
・コスモハウスで天体写真の展示を従来行っていたが、展示場所等について相手方と
  調整中
・12/19の月例会で会誌「大熊No.125」は発行されます。
会誌のテーマ「冬の観測」と決めました。

太陽の村星を見る会

2016-11-22 23:26:43 | 
毎月第4火曜日は、柴田町自然休養村太陽の村で星を見る会です。
今年に入ってから天候不良で何度となく星を見ることができない日がありました。
さて、本日は日中温かく晴天でしたが夕方になるにつれ雲が東から覆ってきます。
189時45分頃、会場に到着、すでに仲間が来ています。
18時30分開始と勘違いしたとのこと、夏場の日暮れが遅い時期に行っています。
19時20分頃、最初のお客さんが来ました。声を聞いたことのある人で、
歴史観光ガイドの会メンバーでした。奥さんと二人で来ました。
何度か来ているとのこと、望遠鏡で星を見てからポインターを用いて星空案内を行います。
西の空に夏の大三角、南の空高くペガサスの四辺形が、東の空からオリオン座が昇ってきます。
北の空には、北極星とカシオペア座が見えました。
その後、若い二人連れです。



20時過ぎ、雲が全天を覆い、ここで終了です。
お客さん:4名
望遠鏡で見た天体:M31、M45、アルビレオ、ベガ、デネブ、カペラ
スタッフ3名(Hさん、Kさん、管理人)

しばたっ子応援団 in 槻木小学校2016

2016-11-21 23:18:17 | 之波太:柴田
柴田町教育委員会の事業、「しばたっ子応援団」があります。
いろいろな特技、技能を持っている方が教育委員会に登録し、学校側からの要請に
コーディネーターが登録者と学校の間の調整等を行い、事業を行うものです。
この事業が始まった当初から登録していましたが、学校側から要請がありませんでした。
一昨年前の研修会で学校の先生と話す機会があり、このような分野の人を求めていると
具体的な話があり、管理人も天文の分野のみの登録から郷土史、職業講話を追加し、
登録したところ、郷土史関係で、昨年西住小学校から要請がありました。
昨年度の実績を聞いた槻木小学校から要請があり、11月1日にコーディネーターと
学校に出向き、担任の先生と講話の内容について打合せを行いました。
講話のテーマ「戦時中の生活の様子」です。
西住小学校の資料に更に手を加えます。
金属供出:柴田町の彫刻家小室達、伊達政宗騎馬像、柴田町内の小中学校にある小室達の
作品、飯淵七三郎翁銅像
学徒動員:第一海軍火薬廠、大河原高等女学校、火薬廠跡地利用、現存する火薬廠遺物、
生活の様子:配給キップ、ドングリ団子ごはん、フキごはん、祈武運長久国旗、
墨塗り教科書、戦後間もなくのわら半紙教科書・・・

6年生2クラス、合計73名

戦時中の教科書を見てもらいます

教科書を見て、分からないところ、疑問等にも答えます

担任の先生も初めて見る墨塗り教科書、児童に説明しています

今回の戦時中講話の感想を児童に発表してもらったところ、実物があり分かりやすかった。
地元にも金属供出や学徒動員があったことなどためになった。
などが寄せられました。