(2021年1月24日)ホームサイト(部族民通信.WWW.tribesman.net)を2021版に更新しました。投稿している演題は「親族の基本構造」1,2です。本年はじめ(1月5日)から本ブログに投稿(1~7回)した文の加筆(訂正も)し、増補を加え2回に分けています。

親族の基本構造と悲しき熱帯、野生の思考。

レヴィストロースは「うぬぼれている」のだそうです(邦訳本の訳者福井和美氏のあとがきから、ギアツのの評として)。レヴィストロースがこれら著作で展開しているのは実証ではありません。信念、思い込み、辛口批評では勘違い、を堂々と押し出している。民族学、人類学など社会科学は「実態」を検分してその様を「実証」する、おおよそこれに行き着きます。しかしレヴィストロースは先に結論を出しており、それに見合う実態をあちこちから都合よく引き出す。言うなれば哲学の手法をとっています。そのあたりが(英米系の)実証主義の社会学徒には気障りなのでしょう。
ホームサイト加筆文では「まず結論ありき」で説明しています。よろしくご訪問ください。

親族の基本構造と悲しき熱帯、野生の思考。

レヴィストロースは「うぬぼれている」のだそうです(邦訳本の訳者福井和美氏のあとがきから、ギアツのの評として)。レヴィストロースがこれら著作で展開しているのは実証ではありません。信念、思い込み、辛口批評では勘違い、を堂々と押し出している。民族学、人類学など社会科学は「実態」を検分してその様を「実証」する、おおよそこれに行き着きます。しかしレヴィストロースは先に結論を出しており、それに見合う実態をあちこちから都合よく引き出す。言うなれば哲学の手法をとっています。そのあたりが(英米系の)実証主義の社会学徒には気障りなのでしょう。
ホームサイト加筆文では「まず結論ありき」で説明しています。よろしくご訪問ください。