先だって「ひー様」ところへ遊びに行ってコメントを投稿いたしました。そのお返事に中に「最近高額な自転車を持っている会社の同僚が・・」というのがございました。確かに、最近のロードレーサーは「メカニックメカニック」しておりまして、あたかも「ガンダム」のような顔をしております。
「完全無欠!」乗ってみますと、嘗て酔漢が心配しながら乗っておりました「レーサー」よりか、遥かに進化しているのが解ります。
「BB部分のガタ」とか「リムのブレ」とか心配しながら走っていたものです。
今じゃぁメカの信頼性と言えば「カンパニョーロ」より「シマノ」だもんな。
「あこがれのカンパよ!何処へ行ったぁぁ」とはもう30年以上のファンのため息でしょうね。「カンパニョーロアルピーヌヌーボー」の美しさは、ただ写真を眺めているだけでも自身に至福の時を与えてくれた「変速機」=「ディレイラー」だったのでした。
・・・・本当に「くだまき」になってしまった!・・・・・
「親父が自転車再生?中古品を?でも本格的なロードレーサーだよな。それもいいか!親父、新品より安く上がるんだろ?」
おいおい最後は自分の財布の心配かよ。
「新品より遥かに安くあげる!しかも中学生にはもったいないくらいのスペックを与えてやる。それでいいか?」
「おう!よろしく頼む!」
というわけで、20年以上も前の中古の自転車を再生する事になりました。
酔漢のこだわりとしては、どうも「今流行のロードレーサー」には抵抗があるのでした。先にもお話しましたが「メカメカ」している顔がどうにも馴染めないでおるのです。例えばヨーロッパの街々で似合うような「普段着の自転車」でありながら、「実はその中身は本格的なもの」のような自転車に惹かれます。
ちょうど手に入りましたのがこれまた「クラッシックカー」よろしく「富士ロードレーサー」でした。おそらく当時の新車としても例えば「ブリジストン グランベロ」のような高級車ではありません。ほんの「ポタリング」使用のロードレーサーなのです。ですから、シフトレバーは昔のようにフレームに付いております。(今風では、ハンドルですが・・)ディレイラーへのワイヤーは剥きだしです。ですが、ギアスペックは(全部シマノ製ですが)フロントが52x42ですし。リアが13~22の7枚です。これ案外きついギアスペックです。中古とはいえ(そうそうただで頂きました)そんなに乗った様子でもなく、所謂「心臓」はしっかり生きています。
「どんな感じ?」
思ったより「ボロ!」のレーサーを見て、息子が心配しております。
「これ、案外走りたがっている自転車だな。奴(この中古チャリ)の声が聞こえてきそうだ。どうだ、こいつに乗ってみるか?」
「いいな。これでいいよ!」
使えない部品は「タイヤ」そして「ペダル」とワイヤー各種。ギアとディレイラーは錆を落としてそのままメンテナンスをすることに。ハンドルは彼が馴染んでいるフラットタイプにして、ペダルは新品に。
「親父、足を固定するのって本格的だよな」
「トウクリップ付けるのか?でもサイクルシューズまでは履かないだろ?」
「スニーカーでなんとかなる?」
「ストラップが付くようなペダルを探せば・・・」
とショップに行きますとこれが、「おあつらえむき」がありました。彼はショップで青のペダル(MTB用)と青のクリップと白のストラップを選びました。
「慣れるまで時間がかかるかも知れないし、転んだとき、自転車と心中になるかもしれない・・」
「親父もそうしてたんだろ?大丈夫だよ」
と成ります。
タイヤはチューブラーからメンテナンスが楽なWOタイヤ、サイズは700x23cを選びました。完全ロードレーサー使用です。
解説です。チューブラータイヤはチューブとタイヤが一体化してます。特殊なセメントでタイヤをリムに接着します。WOは普通の自転車と同じ、タイヤの中にチューブがあります。今はそれが主流です。パンク修理が楽です。そして1978年に国産デビューしました700Cサイズのタイヤですが、これも昔の「1・1/4」タイヤよりはるかに耐久性にすぐれ、軽く仕上がります。
なんやかんやで完成!
写真のロードレーサーです。
レーサーの心臓を持ちながら、街中を軽く早く走れるように。そして、普段着のまま乗れる自転車に仕上げました。
彼がテニスクラブに行ってもいいような自転車にしたつもりです。
ですが、足回りはすばらしい格好で乗っているロードレーサーと同じギアスペックと致しました。
「お前の脚力次第だがな。相当早く走れる。『ツールのアルプス越え』に使われるギアとほぼ同じ使用だ」
「格好とは違って速く走れる・・・」
「そうだな、『羊の顔をした狼』ってとこか・・」(古いなぁ、そして自画自賛)
中学生には少しきついかもしれませんが、軽さがそれを補ってくれると思います。
早速試乗。
「軽いし、前に進む感覚は今までの自転車とは違う」
「どうだ、ロードに慣れるとMTBは重く感じるし、意外と楽なことがわかるだろ。街中ではロードが良いかもしれない」
「もう、あの自転車には乗れないな」
本人もそう申しております、が、その彼の乗っていたMTBは酔漢が乗ることに・・。今度は奴がボロボロにしたMTBの再生すっか!でした。おいおい息子のお下がりか・・・ヨ!
さて、この自転車を復活させるのに用した費用は約1.6万円。タイヤとペダルとハンドルが殆どです。ボトムブラケット周りとかフロント周りとかはばらして組みなおしました。
休みを使って(ブログの合間とか)少しづつ組み上げました。
先週完成です。
本当は・・・・自分使用にしたかった酔漢でした。
夏休みにはいろいろなところへ自転車で出かけました。あの当時にデジカメとPCがあってブログがあったなら「酔漢さんの自転車での散歩道」(ひー様ご容赦下さい)が出来ていたかも。
ですから当時は「自転車は旅をするもの」というのが主流でした。今は少し違ってきて「自転車はスポーツの一環」です。
皆さんすばらしい格好で自転車を操っております。「自身の体力と相手との勝負」をしているように街中を走っておられます。これは、「自転車がスポーツとして認知された」と考えます。ですが、すれ違った際に「手で挨拶をする」という習慣が同時に無くなったのも事実です。
塩竈から奥松島までポタリングです。数多くの自転車野朗達とすれ違います。
片手をあげて「無事な旅を」とサインを送るのが僕等の流儀だったのです。
一度40人ほどの列に遭遇しました。40人最後まで挨拶です。丁度、45号線「浜田隊道」を過ぎたあたりでした。中には「がんばれよ!」と声をかけてくださる方もいて。「この一体感」が楽しみでもあった、当時でした。
中古自転車を再生しながら、当時を思い出しました。
「普段着でも自転車でロードレース的な楽しみ」は堪能できる。
こうした思いを込めながら、部品をいじっておりました。
「完全無欠!」乗ってみますと、嘗て酔漢が心配しながら乗っておりました「レーサー」よりか、遥かに進化しているのが解ります。
「BB部分のガタ」とか「リムのブレ」とか心配しながら走っていたものです。
今じゃぁメカの信頼性と言えば「カンパニョーロ」より「シマノ」だもんな。
「あこがれのカンパよ!何処へ行ったぁぁ」とはもう30年以上のファンのため息でしょうね。「カンパニョーロアルピーヌヌーボー」の美しさは、ただ写真を眺めているだけでも自身に至福の時を与えてくれた「変速機」=「ディレイラー」だったのでした。
・・・・本当に「くだまき」になってしまった!・・・・・
「親父が自転車再生?中古品を?でも本格的なロードレーサーだよな。それもいいか!親父、新品より安く上がるんだろ?」
おいおい最後は自分の財布の心配かよ。
「新品より遥かに安くあげる!しかも中学生にはもったいないくらいのスペックを与えてやる。それでいいか?」
「おう!よろしく頼む!」
というわけで、20年以上も前の中古の自転車を再生する事になりました。
酔漢のこだわりとしては、どうも「今流行のロードレーサー」には抵抗があるのでした。先にもお話しましたが「メカメカ」している顔がどうにも馴染めないでおるのです。例えばヨーロッパの街々で似合うような「普段着の自転車」でありながら、「実はその中身は本格的なもの」のような自転車に惹かれます。
ちょうど手に入りましたのがこれまた「クラッシックカー」よろしく「富士ロードレーサー」でした。おそらく当時の新車としても例えば「ブリジストン グランベロ」のような高級車ではありません。ほんの「ポタリング」使用のロードレーサーなのです。ですから、シフトレバーは昔のようにフレームに付いております。(今風では、ハンドルですが・・)ディレイラーへのワイヤーは剥きだしです。ですが、ギアスペックは(全部シマノ製ですが)フロントが52x42ですし。リアが13~22の7枚です。これ案外きついギアスペックです。中古とはいえ(そうそうただで頂きました)そんなに乗った様子でもなく、所謂「心臓」はしっかり生きています。
「どんな感じ?」
思ったより「ボロ!」のレーサーを見て、息子が心配しております。
「これ、案外走りたがっている自転車だな。奴(この中古チャリ)の声が聞こえてきそうだ。どうだ、こいつに乗ってみるか?」
「いいな。これでいいよ!」
使えない部品は「タイヤ」そして「ペダル」とワイヤー各種。ギアとディレイラーは錆を落としてそのままメンテナンスをすることに。ハンドルは彼が馴染んでいるフラットタイプにして、ペダルは新品に。
「親父、足を固定するのって本格的だよな」
「トウクリップ付けるのか?でもサイクルシューズまでは履かないだろ?」
「スニーカーでなんとかなる?」
「ストラップが付くようなペダルを探せば・・・」
とショップに行きますとこれが、「おあつらえむき」がありました。彼はショップで青のペダル(MTB用)と青のクリップと白のストラップを選びました。
「慣れるまで時間がかかるかも知れないし、転んだとき、自転車と心中になるかもしれない・・」
「親父もそうしてたんだろ?大丈夫だよ」
と成ります。
タイヤはチューブラーからメンテナンスが楽なWOタイヤ、サイズは700x23cを選びました。完全ロードレーサー使用です。
解説です。チューブラータイヤはチューブとタイヤが一体化してます。特殊なセメントでタイヤをリムに接着します。WOは普通の自転車と同じ、タイヤの中にチューブがあります。今はそれが主流です。パンク修理が楽です。そして1978年に国産デビューしました700Cサイズのタイヤですが、これも昔の「1・1/4」タイヤよりはるかに耐久性にすぐれ、軽く仕上がります。
なんやかんやで完成!
写真のロードレーサーです。
レーサーの心臓を持ちながら、街中を軽く早く走れるように。そして、普段着のまま乗れる自転車に仕上げました。
彼がテニスクラブに行ってもいいような自転車にしたつもりです。
ですが、足回りはすばらしい格好で乗っているロードレーサーと同じギアスペックと致しました。
「お前の脚力次第だがな。相当早く走れる。『ツールのアルプス越え』に使われるギアとほぼ同じ使用だ」
「格好とは違って速く走れる・・・」
「そうだな、『羊の顔をした狼』ってとこか・・」(古いなぁ、そして自画自賛)
中学生には少しきついかもしれませんが、軽さがそれを補ってくれると思います。
早速試乗。
「軽いし、前に進む感覚は今までの自転車とは違う」
「どうだ、ロードに慣れるとMTBは重く感じるし、意外と楽なことがわかるだろ。街中ではロードが良いかもしれない」
「もう、あの自転車には乗れないな」
本人もそう申しております、が、その彼の乗っていたMTBは酔漢が乗ることに・・。今度は奴がボロボロにしたMTBの再生すっか!でした。おいおい息子のお下がりか・・・ヨ!
さて、この自転車を復活させるのに用した費用は約1.6万円。タイヤとペダルとハンドルが殆どです。ボトムブラケット周りとかフロント周りとかはばらして組みなおしました。
休みを使って(ブログの合間とか)少しづつ組み上げました。
先週完成です。
本当は・・・・自分使用にしたかった酔漢でした。
夏休みにはいろいろなところへ自転車で出かけました。あの当時にデジカメとPCがあってブログがあったなら「酔漢さんの自転車での散歩道」(ひー様ご容赦下さい)が出来ていたかも。
ですから当時は「自転車は旅をするもの」というのが主流でした。今は少し違ってきて「自転車はスポーツの一環」です。
皆さんすばらしい格好で自転車を操っております。「自身の体力と相手との勝負」をしているように街中を走っておられます。これは、「自転車がスポーツとして認知された」と考えます。ですが、すれ違った際に「手で挨拶をする」という習慣が同時に無くなったのも事実です。
塩竈から奥松島までポタリングです。数多くの自転車野朗達とすれ違います。
片手をあげて「無事な旅を」とサインを送るのが僕等の流儀だったのです。
一度40人ほどの列に遭遇しました。40人最後まで挨拶です。丁度、45号線「浜田隊道」を過ぎたあたりでした。中には「がんばれよ!」と声をかけてくださる方もいて。「この一体感」が楽しみでもあった、当時でした。
中古自転車を再生しながら、当時を思い出しました。
「普段着でも自転車でロードレース的な楽しみ」は堪能できる。
こうした思いを込めながら、部品をいじっておりました。
私の長男もお友達も、自転車通学の多いのですが、ちょっと面白かったのが某女子高のお友達が”ママチャリ”をわざわざ買って乗っているのです。
訳を聞いたら、片方だけのスタンドよりもママチャリのスタンドの方が、倒れなくて良いのと、お店の前などに止めても、ママチャリなら持って行かれないのだそうです(ため息)
素敵な自転車、どうぞロックはしっかりなさって!
実は、立派なものではなくていいので、チャリが欲しいのです。
車だと、道が狭いと停まれなかったり、駐車場が無かったり・・・
記になるものがあってもすぐ停まれなくて困ってます。
自転車なら健康にもいいし、カメラをぶら下げてぶらぶらしたいと思っているのです。
酔漢さん! まだ遅くないですよ。
もう一個ブログ立ち上げましょう。
早くしないと後で後悔しますよ!!
我が家では長男に続き次男もドップリです。
私のDNAがものの見事に受け継がれてしまいました。
鉄道の知識に関して、長男には完全に負けていますし、次男も恐るべし!です。
都会と郊外の境界である井の頭地区の休日。
舗装された神田川の遊歩道は自転車がひっきりなしです。
私は土の道の玉川上水遊歩道を選び、のこのこ散歩の日々です。
楽しみは井の頭公園の池を眺めつつの缶ビールシュポン!グビグビ・・・
これでは自転車には乗れっこありませんよね。
昨日は参観日代休の次男とカミさんとで、江ノ電に乗りに藤沢にも立ち寄ったようです。
30年以上前の学生時代にアルバイト代を注ぎ込んで、80万円越えのカスタムメイドした奴とか
同じころ35万円の輪行車をパックして北海道を一周した奴とか…
金が無いので、廃材屋から集めてきた部品で手造りする奴とか…
おかげで、自分じゃロクな自転車を持ったことも無いのに結構詳しくなったりしましたねぇ~
ただわが町は起伏が激しい土地なので、自転車は結構キツクてヒーヒー言ってます。
上り坂は手で押して、下り坂はジェットコースターのようで悲鳴を上げております!
この町のお年寄りはお元気な方が多くて、スイスイと自転車で坂道を走ってる姿には驚かされます。
皆さん、慣れていらっしゃる・・・ 自分の体力の無さに情けなくなります。
最近はカッコいい自転車に乗っている方を多く見かけますね。
私の愛車は水色のママチャリです。
今度は子どもたちと一緒に海辺を走ろうかなって思ってます♪
ドロップハンドルにテープ巻いて、バッグ着けて…
「フラット化する世界」じゃないですが、あの頃にデジカメやネットがあれば、とも思いますが、アマチュア無線で世界の果てにイメージを膨らませていた時代、これまた貴重ですよね?