酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

救援物資を早く!被災地へ。乞う!

2011-03-16 06:42:58 | 東日本大震災
地震当日の午前中。
次男は前日に卒業式を終えた。
酔漢も休みである。
めずらしいコンビであった。
次男の自転車好きは「くだまき」でも語ったところである。
「親父、走ってて一番よかった道とかある?」
「そうだなぁ、苦労したけど国道45号線、大船渡まで。この道はおもしろい」
アップダウンが激しい。
山道を走ったかと思ったら急に視界が広がり、青い海が眼前に広がる絶景。
峠を越えたら海。
「峠越えの苦労を海が癒してくれる」
そんな国道45号線であった。

ふと次男が「グーグルアース」を開きだし、その道すがらを追いかけている。
塩釜を出発し、石巻、志津川、気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石~
「山の中に道がある。でも海のそばなんだ」
「社会でやったと思うが、リアス式海岸特有の地形だね」
「なるほど、行ってみたい」
「ああ、すばらしい景色が続く。青森までな」

上記のような会話を交わしていた。
偶然とはいえ、普段気にもかけていない場所を思い出した。
浄土ヶ浜の絶景、奇岩。田老の風景。

テレビで被災地の映像を見る。
最早、絶景とは言えない。災害の爪痕が大きく残っている。

早く、救援の手を差し延べよ!一刻も早く!一秒でも早く!

「くだまき」に登場した「しんぺい君」(酒の話で)は福祉大の同級。
出身は釜石唐丹。サラリーマンでありながら、自らも漁にもでる。
彼の安否も不明。
「演劇部の話」に登場した「みずま氏」
彼の実家、石巻。
安否が気になる。
無事をいのるばかりである。

内陸地震で故郷の山が変貌した。
今回の地震で愛する海も一変した。

避難所生活をしておられる方々の健康も憂いているが、物資は届いていないようだ。

昨日のWEB記事。
「塩竈港に救援船入港。300トンクラス」
被害の少ない塩竈を使うが、陸路はどうであろう。
しかしながら、破壊されていない1万トン岸壁は東北太平洋沿岸ではここしか残されていないはずだ。
整備を急げ。

足りないものはいくつもある。
早く届けて欲しい。

一刻も早く、一秒でも早く。

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1 コメント

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まずは (ひー)
2011-03-16 19:13:06
丹治さんがご無事と聞き嬉しく思っております。
奇跡ですね…
それも塩竈に帰れたとは。
強運の持ち主なのでしょう。
大変だったでしょうね。
まずは良かったです。
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