酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

陸路の確保、燃料の調達。急いで!

2011-03-17 08:08:03 | 東日本大震災
仙台空港滑走路が使える。
松島基地滑走路が使える。
霞の目飛行場滑走路が使える。
塩釜港にめどがたった。
あとは、陸路の確保であろう。
現在、山形経由陸路他、それを多方面に用意すること。
急務である。

昨日、地震翌日に用意した、酔漢が務める会社経由の救援物資が戻ってきた。
「陸路確保が難しい」「燃料の確保が困難」これらが理由である。
衛生用品、トイレットペーパー、毛布、粉ミルク、等大きなダンボール3個分であった。

酔漢の事業所でこうである。
届かない物資は、かなりの量であろう。

昨日のニュースで高速バスが運行を開始した。高速道路が通行規制になっていることを考えれば、4号線を使っているのであろう。
先ずは物資優先を徹底させることは当然である。
今朝の読売新聞より。
「タンクローリーの編隊を組んで、高速道路の給油所に運べば、輸送が円滑に行われる」とは経団連、米倉会長の談である。
「もっとも」と考える。
救援物資を円滑に届けられないのか。

仕事をしていて、今、買い物パニックの真ん中にいる。
計画停電とはいえ、あの消費者の行動は異常だ。
オイルショックを経験している先輩社員からは「当時に似ている」とこう話す。

「たかが計画停電なのだ」
一日三時間くらい電気がなくたって何とかなる。(企業レベルではそう簡単にははいかないかもしれないが)
一週間以上、電気も水道もない人が大勢いることを考えてもらいたい。
一般家庭で、米だのトイレットペパーだの乾電池だの、買いだめする必要があるのか。
「買い」はあるだろう。だが「だめ(溜め)」はよしてもらいたい。
「少しでも、被災地へ物資を」と懇願する。

客の行動を見ながら、そう思わんばかりである。
パン2000個は3分でなくなり。
トイレットペパー1000個が1時間でなくなる。
異常である。
「冷静に判断」否「つつしめ!」
自身の実家が被災地であるその思いが、そう考えるのだろうか。
一個の乾電池でも届けたい。
そう思ってもらいたい。

ガソリン状態。道路の規制が少し緩和されたら、仙台へ向かいます。
わずかではありますが、酔漢自ら物資を運びます。
本当にわずかです。
でも、届けたいのです。

ブログの読者からメール。
「『くだまき』が『くだまき』ではないような」
彼の感想です。
自分でもそう思いながら語っています。
「くだまき」が「くだまき」に戻るまで、時間がかかりそうです。

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3 コメント

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避難生活 (takeda )
2011-03-17 09:23:09
花山で被災して、まだ戻れてませんが、生きています。
沿岸部に比べたら、天国です。
電気も自家発電、水は沢の水があります。
電気が復旧すれば、だいぶいいです。
鳴子あたりは通電したので、ここもいよいよかと。
でも、豪雪です。
早く家に帰りたい!
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Unknown (クリス)
2011-03-17 09:35:01
当方、福島県県中地区(中通り地方)の出身でございます。

比較的被害が少なく、地震の直後から家族と連絡は取れていましたが、電気とガス(元々プロパン)は通っても、ネックは水道で、でも少しは出るので、容器に溜めて凌いでいるそうです。
元々渇水とは無縁の地域なので、備えのある家庭はあまり無いのかと…。

それよりも不安だと語っていたのは、食料や燃油が足りなくなることです。車が足なので、よその被災地同様、ガソリンが無くなれば、買い出しに行くことすらできません。

関東住まいの身ながら、こちらで目にする買い溜め・買い占めに、怒りで身が震えます。
『その買い占めた物資は、被災地に行くべき分だったんじゃないのか!?』
『あんたら知らんのか?東北じゃ、4月になっても雪降るんだぞ。灯油無かったら、せっかく生き延びても、たちまち凍死するんだぞ!』
『普段乗りもしない車にまで給油して、いざという時に逃げられないと困る?地震は歩いて避難が常識なのに!』
と、叫びたい気持ちにかられます。

原発のことにしても、福島県の原発が首都圏のためにあることを、今回の地震が無ければ知りもしなかったことでしょう。

1日たった3時間の停電と、関東にも物資が来るのを待つ間を乗り切るだけの備蓄など、何処の家庭にも元々あるでしょう。
何故、今ここで買い占める必要があるのか…。

メディアに踊らされることなく、冷静に状況を見極める目を養ってほしいです。



酔漢様の救援物資が、被災地に届くことを、そして道中のご無事を心よりお祈りしております。

長々とスレ汚し失礼いたしました。
返信する
状況 (昌彦)
2011-03-18 16:28:39
塩竈は一部地域を除いて電気も復旧、昨日からは本当に序々にではあるけど、水道も復旧しつつあります。これは最低限ながら、ライフラインが回復しつつある…ということです。
問題なのはガソリンや灯油などの燃料を求める車による交通の渋滞。これでは支援が入ってもスムーズな輸送もままならない。
食糧も日毎に手に入れられる量が増えている筈です。
ゆっくりではあるけれど、間違いなく復旧に向かって進んでいる。
こんな時だから焦る気持ちも勿論わかる。けど、こんな時だからどうか冷静に対応してほしい。
…いち被災者としての願いです。
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