酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

ブレイクタイム その2

2009-03-19 11:17:54 | 落語の話?
 BGM「NHK大河ドラマ 黄金の日々」 

 俺の名は呂宋三世(るそん三世)可の名高き呂宋助佐衛門の孫だ!
 俺の相棒善住大介(ぜんじだいすけ)種子島早撃ち0.2秒の腕前!
 石川五右衛門-5代目。あの大泥棒石川五右衛門の子孫。ニヒルな大泥棒!
 謎の御領様、峰不二子。女泥棒か?謎の人物。彼女にはかてないのよぉ。
 「ふじこちゃぁぁぁん」
 そして、俺達を追いかける銭形のとっつあん。
 こいつだけは何故か年をたおらないから不思議だ!
 「とっつぁぁぁん」
 さぁて、こんな連中と呂宋島からどんなお宝を盗んでこようかなぁ

 オープニング ルパン三世のテーマ

 真っ赤なさらしはあいつのふんどし
 火縄の材料にくれ!とねだる
 土蔵の奥に干物を隠して
 がめつく、釣り上げる鮎の値段
 あーーきんどにゃぁ、商人の世界があぁぁる
 たとえるなら屋根に光る一枚の青瓦ぁぁぁ
 (ルソン・・ルソン!)
 孤独な、まなざしに、光る眼光。
 ルソン・ルソン・ルソン・・

「これで、いぐべ!」
「んだ、おもせぇっちゃ」

アニソンのパロディをご紹介いたします。もちろん、技術を駆使しての録音ですから、音質にもこだわっております。そして一作を作るのにほぼ半日を要するのではないでしょうか。当時「おたく」という言葉はございません。が、予備校時代に知り合いました通称「こばにゃん」君は、その魁!山形出身で(山形南出身)長髪にめがね。美少女キャラ大好きで、しかも、自ら漫画を書いたりするわけです。(現在はどこかでアニメーターやってると思うよ)
彼から結構アニメのパロディを紹介されたのでした。
「でさぁ、アニソンのパロディもできんでねぇかや?」
と喫茶店(カフェソコ)で話していたのが始まり・・でした。

 作品「帰ってきたウルトラマン」

 炎の中に 狙った敵は
 必殺技の 贈り物
 遥か彼方に 流星パンチ
 燃える町に ウルトラチョップ
 凶悪怪獣 守る為
 帰って来たぞ 帰って来たぞ ウルトラマン

「タモリのつぎはぎニュース」がヒントになりまして、歌詞の一番~三番を継ぎはぎにいたしました。

 作品「みなしごハッチ」

 行け行けハッチみつばちハッチ
 飛べ飛べハッチみなしごハッチ
 やさしい姿のカマキリ、ムカデ
 にくい奴だよてんとう虫
 みんな友達背中にしょって
 行けばこの世に敵はない!

「著作権って・・・」
「内輪だからいいんでねぇかい?」
「替え歌作ってみっかや?」
「やってみっぺし!」

作品「ジッチャマン」(ガッチャマン)

 オープニング解説
 自分の老後に不安を抱いた元国際科学技術長「南部博士」は元科学忍者隊ガッチャマンに多額の保険金を掛け、危険な任務に再度着かせる事を思いつく。
年老いたG1号ガッチャマンと3号白鳥のジュンは山奥の高原で暮らしており、G2号コンドルのジョーは老朽化したゴッドフェニックスの部品として再利用されていた。G4号燕黒のジュンペイは、普通のサラリーマンとして働き、G5号みみずくの龍は体重が200Kgを越え、相撲部屋から誘いが来るほどになっていた。
しかし、南部博士に大きな恩があると考えている彼らは、あえて危険な任務に着くことを選択した。あやうし!ジッチャマン!

 オープニングテーマ曲

 わしじゃ わしじゃ わしじゃぁぁぁ
 ソラマメ畑で踊る影
 白い素足の ジッチャマァァン
 命を惜しんで逃げ出せば
 科学電球火の車
 行け!行け行けジッチャマン
 行け!行け行けジッチャマン
 地球は一つ
 勝ち割りゃ二つ
 おぉぉ ジッチャマァァン ジッチャマァァン

「老人ネタはちょっと・・・」
「ファンにはブーイングだっちゃ」
「んで、こいずはどうだすぺ」

 作品「バルタンさんが通る」(ハイカラさんが通る)
(バルタン星人が歌っているように、録音を早くまわして、後から再生して)
 
 ねぇ皆様聞きましたか そしてその目で確かめましたか
 ビックリするほど大きな目玉
 ビックリするほど鋭いハサミ
 人気独占 話題独占
 バルタン星のチャーミングレディー
 バル バル バル バルタンさんが通る
 重力嵐を振りまきながら
 バル バル バル バルタンさんが通る
 重力嵐を振りまきながら


 作品「わんわん三銃士」より

 犬が西向きゃ
 世が変わる

 作品「ウルトラセブン」

 ウルトラセブンの健闘を祈って三三七拍子ぃぃぃ
 セブン セブン セブン セブン
 セブンセブンセブン(パオー)
 セブンセブンセブン(パオー)
 セブンセブンセブンセブンセブンセブンセブン(パオー)
 セブンセブンセブン(パオー)
 セブンセブンセブン(パオー)
 セブンセブンセブンセブンセブンセブンセブン(パオー)
 ジャン!

「題名のない音楽会」黛敏郎先生が司会を勤めておられました頃でございます。
黛先生はゴジラマーチを作曲しました「伊福部昭先生」の門下生でもございました。
その番組中異例とも言える内容でしたが、「昨今の音楽パロディー」というものがございまして、例として上げられましたのが「タモリ3」でございます。
内容をかいつまんでご紹介いたしますと。
例えば「お富さん」のパロディで「おかみさん」というのがございます。
演歌を半音上げて曲を演奏しますと(演歌ですからドミファソラドの音階使用です)沖縄民謡になるわけです。それにあわせてタモリ氏の替え歌。
僕らは当時、かなりはまりましたが、黛先生から言わしめますと「これは最低のパロディである」という事でございました。
かなり批判をされておいででございました。
番組の最後、黛先生が「これが最高傑作」と例えられましたのが「いえろうさぶまりんおんど」でした。大滝詠一氏作詞ですが。(釜石南ですよね。お酒の話で登場いたしました「しんぺい君」の先輩でもありました)
「原曲の歌詞の内容をそのまま日本語の訳し、尚且つ演歌にした見事な作品。タモリ氏のより遥かに高度なテクニックが必要」と話されておられました。

「俺達のは下品なんだなや」
「んだとも、内輪ウケでもなや・・・作っている間はおもせがったっちゃ」
「その作品に思いの深い人がいたら・・ごしゃがれるどこでねぇべ!」

他にも「キャプテンミーハーロック」とか「タイマンスリー」とか「キャンンジーキャンジー」とかありましたが、これ以上ここで公開するわけにもまいりませんものですから・・・・

ファンの皆様、内輪の事でございますゆえ、寛容なお心持ちで・・お願い申し上げます。

「やっぱし、品がねぇべ」

コメント (15)    この記事についてブログを書く
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15 コメント

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そうそう・・・ (丹治)
2009-03-19 13:27:17
『ダイターン・スリー』のもよかったよ。

はばたけー天国へー
大地ーへーかーえーれー

あのバルタンさんの声、酔漢さんでしょ?

『デブルマン』ってのもあったね。
あれ、まだフルコーラスで歌えるよ!!

あん時の仲間、どうしてるかな・・・
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文理の授業っていったい・・・ (クロンシュタット)
2009-03-19 16:14:16
こんな奴らばっかりいるから、文理が儲かるんだよな!

川内高校での学年ごとのクラス替えでは、前年度に同じクラスだった人間が同じクラスに集まるのは、せいぜい7~8人ぐらいでした。
でも文理入学早々、自分のクラスに川内高校の3年次のクラス仲間が12人いたときはたまげました。
んで、出席を取りに来たのが、川内高校の旧担任(バイトしてる!)であったときには、さすがの私も、世の中の無常を感じました。

大学に入学したての頃に、下北沢の駅前の書店店頭で、モンキーパンチ氏がサイン会を開いているのに出くわしました。
当時だって、結構メジャーな存在でしたが、誰もサインの列に並んでいませんでした。
これが仙台だったら、相当並ぶんだろな、やっぱ下北沢はすごいや、と妙な納得をした記憶があります。

今日は長男の中学校卒業式でした。
年とともに涙腺が制御不能になりつつあるので、必死にこらえました。
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丹治様へ (酔漢です )
2009-03-19 18:49:40
禁断の話題でした?
ついにネタ切れかも!と言っておきましょうか。さて、もしかしたら、丹治邸にございましたテープが現存する唯一だったかもしれません。
そうですよね
「地べたに崩れるくず鉄の山 老朽ロボットオジンガーZ 今だ失速ミサイル拳固・・・」
とかありました。
返信する
クロンシュタット様へ (酔漢です )
2009-03-19 18:52:27
ご子息のご卒業、おめでとうございます。
今度は入学式ですね。
シティラビット君が大変楽しみにしております。が。どうやって接点を見つけますか・・。
新しい春へ。
最近自分の年齢を愚息の成長で計っていることにふと気づきました。
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お富さん (トムくん)
2009-03-20 07:30:37
へえ~、「お富さん」を半音上げて曲を演奏すると沖縄民謡になるのですか?
知りませんでした。
替え歌もたくさん作ってたんですね。昔録音したテープまで。それは貴重です。
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題名のない音楽会で・・・ (丹治)
2009-03-20 19:00:26
あのタモリネタが取上げられたんですか。
知りませんでした。
タモリによると、ワークソングも「お富さん」と同じ音のいじり方で沖縄旋法になるんでしたね。
「思想のない音楽会」というのを見たことがあります。やってたのはタモリだったかな?
もしかすると黛先生に「最低のパロディー」って言われたタモリが、球を打ち返したのかもしれませんね。

あのデブルマンのスキャットで入れる対旋律、マジで歌ってたのがよかったです。
遊びだからこそ、クソ真面目にやらなくちゃ・・・小生の信条です。

地球は一つ
かち割りゃふたつ
おーボッチャマーン
ボッチャマーン
返信する
いろいろと (ひー)
2009-03-21 12:37:18
遊んでいたんですね~
落語と酒を浴びながらの学生生活かと思いきや、替え歌遊びもしていましたか…
忙しい学生生活でしたね。
勉強はいつしてたのでしょう。?
きっと講義の時に真面目にやっていたのでしょうね。
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大人の替え歌.com (ぐずら)
2009-03-22 09:27:21
小3の娘がときどき同級生の作った替え歌をおぼえてきます。
でも、昔から大人にも替え歌の文化があったかも…
そう思ってチョイとネット検索してみたら、けっこうありますねぇ~!
替え歌専門サイトが
返信する
Unknown (TAKEDA)
2009-03-25 14:54:53
あの作品群は、世に出るのが10年、20年早かったのかもしれませんね。

今なお我が家には、テープが遺っております。

年寄りネタ、多かったですね(笑)。
返信する
トム様へ (酔漢です )
2009-03-26 08:55:59
コメント遅れました。申し訳ございません。
タモリ3で「おかみさん」を最初に聞いたときは、のけぞりました!
試しに、ピアノで遊びましたら、大概の演歌はそのような風に変化いたしました。でも、リズムが少し早い方が沖縄風になるのでした。
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