酔漢のくだまき

半落語的エッセイ未満。
難しい事は抜き。
単に「くだまき」なのでございます。

物資第一弾 被災地へ

2011-03-20 06:42:09 | 東日本大震災
多くのチャンネルを使った。もう「なんでもあり」である。
佐川急便より連絡。
「宮城へ向けてトラックを運行させる」
「頼む。荷を載せてくれ」
「営業所までなら、それと到着日時は約束しかねる」
「かまわない!お願いだ!頼む!」
急いで荷を作った。
営業できない配送業者の中で「佐川」だけが頼りとなった。
一般の受付はしていない。窓口への配送はままならない。
ふと、「営業所へ取りに行けるのか。足はあるのか」頭をよぎる。
しかし、「とにかく、宮城に物資を届けたい」これが先であろう。
「名取ですか、集荷は『仙台東店』になります」
宮城野区扇町にその営業所があった。
名取で被災した従弟に連絡し、取りに行くよう、伝えた。
頼みの綱である。
無事受け取ってくれることを願うまでである。

「自分で担いででも向かいたい」そう語って来た。
神戸の震災時に「救援隊」を組織したことは覚えていた。
上司、人事に申し出たのは言うまでもない。
「土地勘のない人間よりはるかに役に立つ」
しかし、帰ってきた言葉は一緒だった。
「行くにしても、どうなるか分からない。気持ちは解る。だが、ミイラ取りがミイラになってしまっては本末転倒であろう」
断念した。

昨日のコメント。大学演劇部で一緒だった「猫写真家様」より。
ここにそのまま掲載する。
以下。

今日、ミズ○君から電話があり、彼の家族は無事だったけれど、親戚の家が流されたり、親戚の子供二人が亡くなったり、大変な被害だそうです。酔漢さんのお母様が無事だったことは伝えておきました。セッちゃんにも。ミズ○君は、ワシ○○君の家族が心配といっていました。もしも情報があれば教えてください。   職場で宮城県と岩手県への被災地支援派遣が決定し、志願したのですが、気持ちはわかるが、今は君に行かれると困るので他の人をとのことで、秋田県出身の隣席の同僚が派遣されることになりました。第二陣以降には、いかせてくださいと頼んでいます。今は、動揺することなく、節電と年度末の仕事を片づけることが、私の仕事のようです。

彼の思いも一緒だった。
彼の実家は笠神。(クロンシュタット氏はどうしたのか。大いに心配)
先週、電話し、無事を確認していた。
多くの、友人達が気になった。

はたして、彼のコメントであった。
石巻出身の「ミズ○君」の様子を伝えている。
彼の胸中、察して余りある。いかばかりか。心痛である。
塩竈北浜に実家のある「ワシ○○君」である。小学校では後輩であり、「宮崎ばっぱ」の教え子でもあるから、丹治さん、酔漢とも縁がある男である。
連絡はない。奥様も知っているだけに、早く情報がほしい。

気持ちがだんだん「焦り」に変わって来ている。
交通も徐々にではあるが、整備されてきている。
「自身の目で確かめたい」
こればかりである。
「早く宮城へ向かいたい」
冷静になって状況を判断したい。
だが、こればかりである。

多くの方々よりコメントを頂戴しております。
しっかりと、拝読させていただいております。
個別への返礼、返答を今差し控えさせていただいております。
申し訳ございませんが、ご理解下さませ。
何卒ご容赦お願い申し上げます。

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