「少年よ神話になれ」(この部分を当初間違えておりまして、家内より「物言い」がつきました。訂正しましたご容赦下さい)と言えば「エヴァンゲリオン」のオープニングでございますが。(これを語りますと、大変な?ことと相成りますので。→この手の話題はすず様へお任せいたします→いつもいつもすみません・・・振ってばかりおります)
酔漢がここで語ります「エヴァ」は、バーボンの「エヴァ」です。
「バーボンのエヴァ?んなもんあったけかや?」
あるんですよ。
実際には「エヴァン・ウイリアムズ」でございます。
バーボンの事始は、これまで、少しはお話してまいりました。(重ね重ね、ケンタッキーの人達には、「宮城語」でお話させていただいております。ここは訛りのある英語を使っているのです。特にWの発音が独特でございまして・・・)
この、元祖バーボンですが、諸説がいろいろございます。
牧師である「エライジャ・グレイグさん」(えらいんです!)が始めたとも。そしてここでご紹介いたします「エヴァン・ウイリアムズさん」が始めたとも言われております。
最近では、牧師である「エライジャさん」がその祖を築き、「エヴァンさん」が発展させた。となるようでございます。
ですが、肝心の「樽を焦がす」という手法は、一体誰がどのようにしてはじめたのかは、記録がございません。
この「エヴァンさん」の功績はと申しますと「『仕込み水』を確立させた」ことなのでしょう。
もともと、「とうもろこしから蒸留酒」は、アメリカ開拓時代に出来たものです。
ですが、本場スコットランドとは全く違った気候条件。そして、水が案外手に入りにくい環境でした。その水が問題だったわけです。
ある日、エヴァンさん散歩へ出かけます。
とその時、目にしましたのが「湧き水」でした。
「なんだや、水でねぇかや」
と、気づきました。石灰岩の岩からの湧き水でした。
「こいづばあ使ってみっちゃ!」となりました。
そして、1783年。ケンタッキーに蒸留所を初めて創設したのでした。
ですが、この蒸留所は現在はありません。
「エヴァンウイリアムズ」を作っております会社は「ヘヴン・ヒル」と言いますが、「エヴァン・ウイリアムズさん」とは縁もゆかりもございません。
いわゆる「名義貸し」状態です。
この会社、結構、宣伝がサントリーさん並でございまして、ホームページを見てますと結構熱心にバーボンを作っておいでです。
さて、このエヴァでございますが、たくさんのラベルがあるんです。
酔漢はスタンダードな「エヴァン・ウイリアムズ7年」「同12年」を呑みますが、43度の7年に比べて50.5度の12年の方が力強さがありますし、「バーボンは度数が高いほうが香りが旨い」との持論を持っている酔漢ですので、当然「12年」が旨いと思うわけです。
ところがですね、このバーボン「スモールバッチ」(10樽以下の原酒だけをブレンドしたものどころではありません。
スコッチのところでもお話しましたが「シングルバレル」があるのです。
「エヴァン・ウイリアムズ・シングル・バレル(43.3度)」がそれです。
「ヴィンテージ」として各年代ごとにラベル表記がされておりますが、1991年ものが秀逸でした。度数は軽いので、香りで比較するのですが、伝説となりました1990年よりも酔漢は好きです。多分熟成樽の差だと思うのですが(アメリカでは90年がプレミアム)この差があるのが面白いお酒です。樽詰めされた日がラベルに記載されております。案外手に入りやすいので是非お試し下さい。
それと、23年長期熟成物「エヴァン・ウイリアムズ23年(53.5度)」は、強さもさることながら、樽の香りを生かすような作りをしております。高くてね、手が出ないのですが、酔漢は一度のんだことがございます。これは究極です。
思わず「旨い!」と口から出るほど、泣かせてくれるバーボンです。
黒や赤そして青を基調にしたラベルですが、緑というのもあるそうでして(これはまだ実際見た事がございません)過去6年ものをグリーンラベルで販売していたそうです。これは、一度口にしたいと思っているのですが、なかなか出合えません。
どなたか知ってらっしゃる方がおられましたら、ご一報を。
「ヘヴン・ヒル社」は1986年、その「エヴァンさん」と同様、(先ほどご紹介いたしましたが)「エライジャ・グレイグさん」の名前も使ってバーボンを販売しました。このお酒はよく知らないのですが、飲み比べたら面白いかなと思います。
「とうみぎさぁ使ってっしゃ、おらほの酒(スコッチ)さぁ出来んのかや」
「とうみぎはまだいいど。しかして、水ばぁなんじょすっぺ。スペイ川から引いてくっか!」
「どうやって、また新大陸さぁ引いてくんのっしゃ?馬鹿なことさぁ言ってんでねぇど」
ここで、エヴァンさん登場!
「あそこのさぁ石灰岩むき出しのとこさぁ水あっからっしゃ。そいづは使ってみっぺし!」
「んでやってみっか!」「やってみっぺし!」
ラベルには、「ケンタッキー最初の蒸留所」とも文字が見られます。
そして「エヴァン・ウイリアムズ」のキャッチフレーズにはこうあります。
The longer you wait,the better it gets.
酔漢がここで語ります「エヴァ」は、バーボンの「エヴァ」です。
「バーボンのエヴァ?んなもんあったけかや?」
あるんですよ。
実際には「エヴァン・ウイリアムズ」でございます。
バーボンの事始は、これまで、少しはお話してまいりました。(重ね重ね、ケンタッキーの人達には、「宮城語」でお話させていただいております。ここは訛りのある英語を使っているのです。特にWの発音が独特でございまして・・・)
この、元祖バーボンですが、諸説がいろいろございます。
牧師である「エライジャ・グレイグさん」(えらいんです!)が始めたとも。そしてここでご紹介いたします「エヴァン・ウイリアムズさん」が始めたとも言われております。
最近では、牧師である「エライジャさん」がその祖を築き、「エヴァンさん」が発展させた。となるようでございます。
ですが、肝心の「樽を焦がす」という手法は、一体誰がどのようにしてはじめたのかは、記録がございません。
この「エヴァンさん」の功績はと申しますと「『仕込み水』を確立させた」ことなのでしょう。
もともと、「とうもろこしから蒸留酒」は、アメリカ開拓時代に出来たものです。
ですが、本場スコットランドとは全く違った気候条件。そして、水が案外手に入りにくい環境でした。その水が問題だったわけです。
ある日、エヴァンさん散歩へ出かけます。
とその時、目にしましたのが「湧き水」でした。
「なんだや、水でねぇかや」
と、気づきました。石灰岩の岩からの湧き水でした。
「こいづばあ使ってみっちゃ!」となりました。
そして、1783年。ケンタッキーに蒸留所を初めて創設したのでした。
ですが、この蒸留所は現在はありません。
「エヴァンウイリアムズ」を作っております会社は「ヘヴン・ヒル」と言いますが、「エヴァン・ウイリアムズさん」とは縁もゆかりもございません。
いわゆる「名義貸し」状態です。
この会社、結構、宣伝がサントリーさん並でございまして、ホームページを見てますと結構熱心にバーボンを作っておいでです。
さて、このエヴァでございますが、たくさんのラベルがあるんです。
酔漢はスタンダードな「エヴァン・ウイリアムズ7年」「同12年」を呑みますが、43度の7年に比べて50.5度の12年の方が力強さがありますし、「バーボンは度数が高いほうが香りが旨い」との持論を持っている酔漢ですので、当然「12年」が旨いと思うわけです。
ところがですね、このバーボン「スモールバッチ」(10樽以下の原酒だけをブレンドしたものどころではありません。
スコッチのところでもお話しましたが「シングルバレル」があるのです。
「エヴァン・ウイリアムズ・シングル・バレル(43.3度)」がそれです。
「ヴィンテージ」として各年代ごとにラベル表記がされておりますが、1991年ものが秀逸でした。度数は軽いので、香りで比較するのですが、伝説となりました1990年よりも酔漢は好きです。多分熟成樽の差だと思うのですが(アメリカでは90年がプレミアム)この差があるのが面白いお酒です。樽詰めされた日がラベルに記載されております。案外手に入りやすいので是非お試し下さい。
それと、23年長期熟成物「エヴァン・ウイリアムズ23年(53.5度)」は、強さもさることながら、樽の香りを生かすような作りをしております。高くてね、手が出ないのですが、酔漢は一度のんだことがございます。これは究極です。
思わず「旨い!」と口から出るほど、泣かせてくれるバーボンです。
黒や赤そして青を基調にしたラベルですが、緑というのもあるそうでして(これはまだ実際見た事がございません)過去6年ものをグリーンラベルで販売していたそうです。これは、一度口にしたいと思っているのですが、なかなか出合えません。
どなたか知ってらっしゃる方がおられましたら、ご一報を。
「ヘヴン・ヒル社」は1986年、その「エヴァンさん」と同様、(先ほどご紹介いたしましたが)「エライジャ・グレイグさん」の名前も使ってバーボンを販売しました。このお酒はよく知らないのですが、飲み比べたら面白いかなと思います。
「とうみぎさぁ使ってっしゃ、おらほの酒(スコッチ)さぁ出来んのかや」
「とうみぎはまだいいど。しかして、水ばぁなんじょすっぺ。スペイ川から引いてくっか!」
「どうやって、また新大陸さぁ引いてくんのっしゃ?馬鹿なことさぁ言ってんでねぇど」
ここで、エヴァンさん登場!
「あそこのさぁ石灰岩むき出しのとこさぁ水あっからっしゃ。そいづは使ってみっぺし!」
「んでやってみっか!」「やってみっぺし!」
ラベルには、「ケンタッキー最初の蒸留所」とも文字が見られます。
そして「エヴァン・ウイリアムズ」のキャッチフレーズにはこうあります。
The longer you wait,the better it gets.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます