吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

喫煙室の考え方

2006-06-21 15:33:48 | Weblog
最近 分煙ということで既存庁舎や事務所工場など やはり全面禁煙を強いるのは無理があるということが解り 喫煙室を作るという お仕事をだいぶさせてもらった
そのときのノーハウを私なりに公開しま~す
①換気回数は100回/H位の思い切った換気量 場合によっては200回 と桁違いの換気量が必要です でないと 失敗しますよ
そして換気扇の音にも十分配慮しないといけません 小さいのを数台設置するとかでいい
②そのときの給気の考え方ですが 一般室の排気がありますよね。 便所の排気とかと違ってまだ十分きれいなのですね~  これを外部に捨てないで喫煙室に捨てるんですよ 要するに喫煙室は排気チャンバーになるわけです そしたら 多少の空調された空気が入ってきて しかも 建物全体の給気量も少なくなり かなり省エネになりますよ
③気流の制御はかなり難しいと思うこと トルネードの気流を作り出すこともやったが中途半端ではいまいちなのだ
④室内の壁天井はパネルみたいな水で拭けるものにする

⑤昼休みは大人数で混み合うのでスペースは要注意

⑥間仕切りを設けない喫煙コーナーはちゃんとやろうとするなら強烈に難しい
 トルネード技術を織り交ぜて それでも完全には出来ないことを 事前にアピー ルしておく必要がある ま 1000万円くらいかければ別だが

 
コメント
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