吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

温暖化に向けてとは

2008-11-13 12:01:35 | Weblog
まさに今 地球温暖化といえば 水戸黄門の印籠と同じで これさえ唱えれば
誰でも 納得してしまう 特に行政はこの言葉に弱いのではないかなあ
それに 行政は なにか事件が起こればすぐに法律を作るのが好きだ。なにか知らないが 呪われたように 極端な法文を作りたがる そのバランスの悪さといったらほんとにセンスがないのだ
そして そのアドバルーンをあげてみてどうも旗色が良くないようであれば
しばらく様子を見たりほったらかしたり といった具合である
例えば 2~3年前に温泉地の今まで垂れ流していた温泉排水を河川に流すことはあいならぬ、既存の温泉旅館もすべて合併浄化槽を設置することなどといって一時大騒ぎになったが その後し~んとしているなあ それも当然 温泉旅館はその施設費用やスペースの負担を背負いきれる訳がない そんなことは誰でも予測できたことなのに
それから O157での食中毒を受けて こんどは厨房の温度は25℃に保ちなさい
こんなことが給食施設の設計では行われているようだが民間のレストランやラーメン屋でできるわけがない これも空調容量は4~5倍になり受変電設備や費用負担室外機置場など 考えても無理なのに とにかく 呪文をとなえてろ
それから老人施設のスプリンクラー  これももうすぐ施行になる 既存もやりなさい となったいるが 施設の基準すらできていない どげんすとやろ~か
要するに消費者受けはよく見えるのだが地球温暖化といいながらここではメチャメチャにCO2を増やすようなことが目白押し それはそれ ということなのだろう
統括リーダーがいない悲しさである
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