吾輩は設備設計である

設備設計という仕事に云十年。理不尽なこと自分のぷち自慢、失敗談などを書いています

ガイナという反射塗料

2012-01-15 15:30:27 | Weblog
昨日、島原の住宅の竣工パーティーにおよばれをしまして、行ってきました
僕が駆けつけたのは宴もたけなわの夜も8時ごろ、僕は現場に1回しか行っていないのに

現場の人たちやゼネコンの社長、施主や家政婦さんまで寄ってきてきてくれて、つかのまの
ヒーロー状態でした(皆さん~ありがとうございました。)

何故なのか

今ちょうど寒さの真っ盛り、全館の温水床暖房が抜群に暖かくて、しかも外調機による空気の供給が、気持ちいいのだとか。
実際に暖かいのは床暖房だから当然なのですが 僕も少し鼻ずまり状態だったのが1時間もそこに居たら完全に治ってしまっていた
分析すると天井高さは5mもあるのに床暖房のみの運転なので気流がない、加えてペアガラス、それと初体験なのはガイナという通常外部に熱線反射塗料として塗るべきものを内部の壁に使用していて その表面を触ると、塗っていないコンクリート面より暖かい。(木材を触ったような感覚)
う~ん どうもこのガイナ反射塗料というだけあって どうも人間の熱を吸収せずにむしろ反射しているような感覚。 つまり熱は熱い物体から冷たい物体にたいして熱放射をするので寒いと感じるのだが、それが殆ど無いような感じなのだ。 加えて外調機で外気を温めて強制的に入れているので春の綺麗な空気がどんどん入ってきている。それがアレルゲンを排出しているのか

とここまで書くと どうも僕もいよいよガイナ教にハマッタのかと疑われて仕舞いかねないので
あれだが その日は島原泊まり 元スッチーと自他ともに認める奥様の深夜運転でホテルまで送ってもらいそこで一泊、翌日は
話は次の長崎の物件(これは僕がちょっとアドバイスした位の住宅)
につれて行かれて これも設計はイノウエサトル氏だ
注目は以前からしていたのだが、ガイナを内部も外部も塗って、コンクリートに仕上げ無し断熱無し とにかく内外ともガイナ塗り
暖房は床暖房は無いし、小さな蓄熱暖房機があるだけ
これで今冬を凌いで様子をみて 次を考えるのだという住宅に案内してもらった
当然予算も掛けてない割におしゃれなシンプル3階建て 僕から見たら明らかに暖房容量不足なのに
コンクリート打ち放し独特のぶるぶる感が無いのだ これもガイナの効果なのか
今度は是非データをとらなければ
このデータは空調特に暖房の考え型を大きく替えるきっかけになるかもしれないの期待です
またそのときは皆さん是非研究会でお会いしましょう


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (イノウエサトル)
2012-01-18 23:27:57
僕もブログに書かせていただきました^^

http://www.inouesatoru.jp/blog/archives/2012/01/post_317.html
返信する
咬みつき犬 (吾輩)
2012-01-21 10:52:31
あのマルチーズかわいかったね
測定しないとね 寒いうちに
たぶんこれはいける
返信する

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