表題は放送大学の「哲学への誘い」(東京大学佐藤康邦名誉教授)のまえがきから引用しました。
私は放送大学の「心理と教育コース」をメインにその周辺も含めて学んでいますが、基本的なカリキュラムは
あるものの、実際の科目選択は全く自由なのが放送大学の魅力です。そして最低前期・後期各1科目、計
年間2科目を登録すれば、1年を通じて放送大学生として全てのサービスを活用できるのがもうひとつの
魅力です。高校時代の友人の年賀状に「哲学を学び直してみようと思います」とあり、これに凄くそそられました。
ということで哲学入門編としてのこの科目を選択してみました。この科目は単位取得を目指しておりませんので
授業料は払わず、印刷教材を購入し、過去の講義をPCにダウンロードして受講しました。
章立ては
第Ⅰ部 古代ギリシアの知恵
1.ヘロドトスの「ヒストリア」
2.トウキュディデスとペレポネソス戦争(上)
3.トウキュディデスとペレポネソス戦争(下)
4.ギリシア悲劇
5.恋愛小説としてのプラトン
第Ⅱ部近代国家の現実と哲学
6.ヘーゲル「法の哲学」の位置と抽象法
7.道徳と家族
8.市民社会
9.国家
10.日本の近代国家
第Ⅲ部文芸と哲学
11.ドストエフスキーの文学と哲学
12.日本近代文学と哲学
13.絵画と哲学(1)様式の基礎
14.絵画と哲学(2)遠近法の諸問題①
15.絵画と哲学(3)遠近法の諸問題②