あした死ぬかもよ？

あした死ぬかもよ？　ひすいこたろう　著　ディスカヴァー・トウェンティワン
名言セラピーシリーズのうちの１冊。人間は誰でもいつかは死ぬということを心に刻んで、今生きていることと、今日という１日の有難さに気づいて暮らせるのではといったセラピーの要素がたくさん詰まった本でした。図書館で手に取ってちょい読みした本です。この本の中に掲載されていた淀川長治さんの言葉が印象に残りましたので、掲載してみました。
「今日は３日、３日は１年に１２回ある。今日は１月の３日。1月３日は1年に1回しかない。今日は２０００年1月３日、後にも先にも私の一生の中、地球の歴史の中で、今日一日しかない一日。だから今日一日ニコニコしていよう！」今日一日しかない一日だからニコニコしていようなんて奥深くて前向きの姿勢が素敵です。ニコニコという言葉も最近使わなくなったように思います。
この本の中では、自分の墓碑銘にどう書きたいかとか、新聞の死亡記事にどう記載してもらいたとか考えたことがないこともいっぱい記載されていて、ちょっと変わった本になっていました。『死ぬまでにしたい１０のこと』という本が昔流行りましたが、この本の中でも少し取り上げられていて、この『死ぬまでにしたい１０のこと』の本を読んだときはまだ若かったから死ぬまでにしたい１０のことを考えたことはありませんでした。そろそろ考えていおいてもいいかなあなんて考えました。でも、いつかやろうと思っていても実際そのいつかは現実的に踏み出さないと絶対やって来ないということは年を重ねた今はよくわかります。思い立ったら実行できるものから始めておくのがその後に後悔しないためには一番いいことなのかもとこの本を読んでそう思いました。

TOKIO４人の謝罪会見

ＴＯＫＩＯ４人の謝罪会見をテレビで見ました。メンバー一人が起こしたことで他のメンバーが謝罪するのを初めて見たような気がします。いろいろな思いがそれぞれにあり、メンバー一人の今回の行いは罪深いことだったとは思いますが、罪を償い、時間が掛かっても立ち直って欲しいと思いました。何かあったときに即座に切ってしまうことや終わらせてしまうことは簡単にできるのですが、人を立ち直らせて再生させることは時間と根気と愛が必要だと思いました。