日曜日、自宅の近所のスーパーで食材の買い物をしたときに、5パーセントの値引きしてもらえる割引券のレシートを持っていて最初はちゃんと覚えていたのに、レジでの支払い時にその割引券を見せて値引きしていただくのをすっかり忘れて支払ってしまいました。また、昨日、病院からの帰り、今後お世話になる方との打ち合わせで遅くなり、父と二人であるお店で夕飯をいただいたときに、飲食代金の10パーセントを割引していただける券があったのに支払い時にそれを出すのをすっかり忘れてしまいました。5パーセントと10パーセント、全部で15パーセントの割引をしてもらえたのに利用しなかった自分を情けなく思って一瞬だけでも悲しくなった出来事でした。
先週の土曜日、友人と久しぶりに会い、いろいろな話ができました。ちょっとしたお菓子をいつも持ってきてくれていて、お昼ごはんとしてお菓子もいただいたのですが、その中に市販されているマカダミアンチョコレートも持ってきてくれていました。30年くらい昔、彼女のハワイの新婚旅行のお土産としてマカダミアンチョコレートを買ってきてくれたらしいのですが、当時会えなかったので食べちゃったと後日会ったときに言われていた話をマカダミアンチョコレートを友人といただく機会があるときはいつも話題に出します。この日も同じことを話したらまだ覚えておられたようです。友人曰く、「また言われたわ。」とのことでした。食べ物で食べることができなかったときのことは年数が相当経っていても結構覚えているものです。ツアーで一緒に旅したスイスのピラトス山の上でお昼ご飯のときのことも父はよく覚えていてたまに話に出てきます。そのときに、たまたま同じ席だった新婚さんカップルがデザートのオレンジを大きいほうを先にお二人が取ってしまわれたので、私たちのオレンジは見ただけでもわかるくらいのそれよりは明らかに小さいオレンジしか残らなかったときのことをもう20数年前の昔の話なのに今でもよく覚えているのです。食べ物の恨みはおそろしいとはこういうことなのでしょう。