職場の展示棚を11月バージョンに変更しました。
先日、20代後半の方が、ロシアの文豪の「ドストエフスキー」を「ドエス・・・フスキー」と言われていた方がありました。笑いを取ろうと目論んでおられたわけではなく、本当にまじめに言われていたので、「ドストエフスキー」の名前をあまりしっかりとご存じでないようでした。「ドエス・・・・・?」と聞いて、最初、聞いたときは、ロシアの文豪の「ドストエフスキー」のことを言われていたとは思いもしなかったので、違う意味を連想して、思わず笑ってしまいそうになってしまいましたが、笑うのは堪えていました。その方は、20代後半の方でした。「ドストエフスキー」は以前読んだ本『失敗図鑑』という本の中で、相当のギャンブル好きな人で、ギャンブルにのめり込んでどうしようもない状況にまで陥っていたのに『カラマーゾフの兄弟』という難解ですが、世界文学では高く評価されている小説を書くことができたのはなぜなのかという理由が書かれていたのを思い出しました。「ドストエフスキー」はギャンブルで借金まみれの体験を基に人間の本当に悪いところも善いところもよくわかっていたから世界の中でも名作と呼ばれる小説を生み出すことができたのだということでした。確かに、ロシアの方のお名前は、覚えにくくて言いにくいお名前が多いですね。「ドストエフスキー」の名前を聞いたことがない方も多くなってきているのかもしれないなあと思いました。