先週、いつもより早い電車に乗ったので、職場の近くの最寄り駅に早めに着きました。職場に向かう前に、風景を眺めて写真を撮影してきました。
この川向こうに見えている建物は来年の1月から順次開業予定の商業施設「タグボート大正」とホテルです。
先週、いつもより早い電車に乗ったので、職場の近くの最寄り駅に早めに着きました。職場に向かう前に、風景を眺めて写真を撮影してきました。
この川向こうに見えている建物は来年の1月から順次開業予定の商業施設「タグボート大正」とホテルです。
日曜日、レンタル店にふらっと寄ってみたら、店頭の目立つ棚にジャッキー・チェン出演作の映画『ザ・フォーリナー 復讐者』が並んでいました。ブルーレイディスクの1本だけが貸出されていなかったので、借りてきました。今週はちょっと忙しいので観賞することができるかなあと思いましたが、1本だけ借りても4本借りても代金がそれほど変わらないので思い切って4本久しぶりに借りてきてしまいました。全部観ることができるかなと思いましたが、頑張ったら2日間で観ることができました。借りようと思ったきっかけを作ったこの映画は、たった一人の家族だった愛する娘をテロで失った、ジャッキー・チェン演じるクァンが娘を殺した人々に復讐を遂げるまでを描いていました。恨み、苦しみ、悲しみが全編に漂っていたハードボイルドの映画でした。時々、アクションも披露されていました。最後のエンドロールで流れていたジャッキー・チェンが歌っておられた歌に付けられていた日本語の歌詞を見ていたら、復讐からはやっぱり何も生まれない、争いはやっぱりいけない、どんな目に遭ったとしても、復讐することよりも、自らのこれからの人生をもっと大切にすることが一番大事なことなのだと思いながら見終えました。
母が旅立ってから、3週間が過ぎました。母が入院していた病院に行く道を通りたくないとか、入院するきっかけを作ってしまったかもしれない風邪薬を飲めなくなってしまったりとか、いろいろなトラウマになっていることからもまだ解放されることもなく時間だけが過ぎ去って行った日々を過ごしてきました。本当の寂しさや悲しさはなにげない瞬間に時折飛来するようにやってきます。1週間前の金曜日、いつもとは違う仕事で、あるものを見かけただけだったのに、母が亡くなったときの記憶が蘇り、感情が高ぶって息苦しくなってきました。しばらくすると直りました。その後、職場の廊下を歩いて、いつもいる部屋に戻るとき、どこからともなく風に乗ってお線香の匂いが漂ってきました。自宅の母の仮の位牌の側のお線香と同じ匂いでした。母が側にきてくれたかのかもと思うことにしました。母が旅立つ日の前後に、電気製品がいくつも壊れたり、タンスの引き出しが壊れたり、母が利用していた時計の電池が止まってしまうという現象がやけに続いていました。時計の電池は少し前に変えたところだったのに止まってしまったのも不思議な現象のひとつでした。最近読んだ本に、「大切な人を失った寂しさはどんなに時が流れても消えることはないということ、そのことばかりにとらわれていても仕方がないから無理に気分を変えてみたこともあるけれど、その気持ちを無理に消さなくてもいいのではないか、寂しさに寄り添って生きて行く、その寂しいという気持ちを大切にして生きて行けたらいいと思っている。」と記載されていました。何気ない一瞬一瞬に母がこの世にもういないのだという現実を感じざるは得ないものの、いろいろな手続きに費やしたり、用事や仕事などに費やす時間で自分の本当の寂しいと感じていた気持ちに触れないように遠ざけてきました。本当の寂しさや悲しみをわざと感じないようにしてずっと過ごしてきたということなんだと思います。本に書かれていたように、その寂しい気持ちを遠ざけるのではなくて、受け入れて、これからの時間を大切に過ごして行きたいと12月になってからそう思うことにしました。